行政院青年輔導委員会によると、台湾を訪れる青年旅行者は増加傾向にある。2006年から実施している無料の携帯電話貸し出しサービスを例に取ると、スタート当初は一ヶ月に利用者数十人だったものが、昨年一年では延べ3800人あまりに成長、今年は6月までですでに3000人以上が利用するなど激増しており、青年旅行者の増加がここにも現れている。
また、青年旅行者のうち、昨年は女性が57%を占めた。行政院青年輔導委員会では、台湾が親切かつ安全な旅行環境を提供していることと関係があると分析、また、青年旅行者の51%がアジアの女性であることについては、地理的に近いことをその原因にあげている。
行政院青年輔導委員会では、台湾が若者向けに提供するサービスは多く、無料携帯電話貸し出しサービスの他、台湾の青年による旅行ガイドボランティア、廉価な宿泊施設が利用可能なユーストラベルカードなどがあり、旅行者は空港で申請可能だと説明、フレンドリーな旅行環境とサービスがこれら若者に好印象を与え、インターネット上のコミュニティーや口コミを通じて台湾旅行が好意的に宣伝されていると分析している。
より多くの若者をひきつけるため、行政院青年輔導委員会では今後も中華民国台湾が海外に設ける駐在機関などを通じて関連の観光情報を提供していく他、世界青年学生旅行会議(WYSTC)に毎年参加して参会者と交流、さらにはインターネット上のコミュニティーを通じての宣伝で、外国の若者たちに台湾、ならびにその旅行者にやさしい旅行環境とサービスを理解してもらえるよう努めていくとしている。
交通部観光局
シネマ風プロモーションビデオ 『Time for Taiwan-My Beautiful Island』
http://jp.taiwan.net.tw/m1.aspx?sNo=0017017