2025/05/12

Taiwan Today

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台湾はかわいいクジラ・イルカの宝庫、観賞ツアーへGO!

2012/09/21
台湾の東側の海にはクジラとイルカが多数生息する。写真は宜蘭県亀山島近海のイルカ。(交通部観光局サイトより)

元気でかわいいクジラとイルカは、人々に広く愛される海の生き物である。知らない人も多いかも知れないが、台湾の東側の海にはクジラとイルカが多く生息しており、世界でもまたとない、クジラとイルカに会える絶景ポイントがある。学術的には体長4メートル以上のものをクジラ、2メートル以上のものをイルカと呼ぶ。つまり、台湾で言う「賞鯨(ホエール・ウォッチング)」は、正確には「賞豚(ドルフィン・ウォッチング)」と言うべきだろう。

クジラ・イルカ観賞のシーズンは、毎年5月から10月で、観賞スポットは宜蘭、花蓮、台東の東海岸の3県・市に集中している。ツアーは主に、宜蘭県の東石港、花蓮県の花蓮港と石梯港、台東県の成功港から出発する。出港前にはツアーガイドがスライドやポスターを使って、周辺の環境や海洋生態系、文化、歴史、クジラとイルカの紹介など、20~30分間の説明を行う。現在では、ツアー主催者は毎日3~4回のツアーを提供しており、1回の所要時間はだいたい2~3時間となっている。

観賞ツアーに参加する前には、双眼鏡とサングラスは自分で準備しておく。また、日焼け止めを塗り、長袖で防水加工の通気性がよい服と、帽子を着用して暑気あたりを防ぐ。足を滑らせやすい船の乗り降りのため、靴は滑り止めのついたかかとの低いものが最適だ。また、船酔い防止には乗船30分前に酔い止め薬を服用しておくとよい。

台湾でクジラ・イルカを眺め、彼らとともに楽しむ休暇はすべての人におすすめ。台湾での観賞ツアーに関する詳しい情報は、「GO!GO!賞鯨網(http://www.whalewatching.org.tw/go/jp/index.php、日本語)」で紹介している。

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