2025/05/16

Taiwan Today

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紅葉の季節到来、中部の名勝で紅葉狩りを

2015/12/04
奥万大国家森林遊楽区の紅葉。(行政院農業委員会林務局サイトより)
秋も深まるころ、各地で紅葉の季節を迎える。台湾中部の杉林渓森林生態渡假園区(南投県竹山鎮)、福寿山農場(台中市和平区)、武陵農場(同前)、東勢林場遊楽区(同市東勢区)、大雪山国家森林遊楽区(同市和平区)、奧万大国家森林遊楽区(南投県仁愛郷)の6カ所は紅葉狩りの名所として必見のスポットとなっている。

杉林渓森林生態渡假園区は11月末から12月中旬に見ごろを迎える。紅葉樹林は加走寮渓の河畔などで見ることができる。

福寿山農場の最盛期は11月末ごろまでで、気温が低くなるとより赤く染まる。紅葉樹林は楓林雅築や松芦前、製茶場のそばあたりに位置している。

武陵農場はやや乾いた森林で、山に囲まれた海抜1,740~2,200メートルあたりに位置する、台湾でも有数の避暑地だ。紅葉狩りは11月から12月初旬まで。ビジターセンター前や国民賓館あたりでみられる。

東勢林場遊楽区は中低海抜の森林で、豊かな動植物の生態がみられる。原始林から人工林、純林、複合林などすべて見応えのある美しさだ。見ごろは11月末から12月中旬で、楓香山荘や楓林小道、森林浴場あたりに集中してみられる。

大雪山国家森林遊楽区は台中に位置する。大雪山はカエデ科の青楓、台湾紅搾槭、尖葉槭など色付く植物が豊富にみられる。11月末から12月中旬が見ごろで、木馬道や稍來山歩道、ビジターセンター、大神木歩道あたりに集中してみられる。

奥万大国家森林遊楽区は全国最大のカエデの森がある。秋が深まると燃えるような赤い紅葉の林が多くの旅客を呼び込んでいる。地元の南投県仁愛郷親愛村は「紅葉のふるさと」とも呼ばれ、台湾で最もよく知られた紅葉の名所だ。奥万大の紅葉の時期は11月末から12月末まで、楓紅山荘、緑野山荘、ビジターセンター、沙印駐車場、調整池、楓林歩道、奥万大吊り橋からもよく見える。

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