内政部(日本の省レベルに相当)は27日、人口に関する最新統計を発表した。それによると、2017年末の時点における中華民国(台湾)の戸籍登記人口は2,357万1,000人で、2016年末に比べて3万1,000人増えた。増加率は1.33‰(1,000分の1.33)で、増加人数と増加率はいずれも過去最低だった。
台湾における人口は1969年の1,433万4,900人から1972年には1,500万人を突破し、1,536万7,800人となった。1989年には2,000万人を超えて2,015万6,600人に。2008年には2,303万7,000人に達し、2017年末の人口は2,357万1,277人となった。2016年末に比べて3万1,411人増えたが、増加率は1.33‰にとどまり、2016年の増加率2.03‰からさらに縮小。人口の増加は引き続きスローダウンしている。国家発展委員会(日本の省レベルに相当)は、中華民国(台湾)の人口は2024年の2,374万1,000人をピークに減少に転じると予測している。
台湾における人口変動の原因は自然増(出生数-死亡数)が主。人口増加率は1951年の41.68‰から1984年には14.83‰に低下、その後も増加率の縮小は続いている。昨年は1.33‰で、増加人数と増加率はいずれも過去最低となった。
行政院(内閣)直轄6都市の人口は台湾全体の70%近くを占める。戸籍登記人口は新北市(台湾北部)が398万6,689人で、全体の16.91%を占めてトップ。台中市(同中部)は278万7,070人、11.82%を占めて2位。3位は高雄市(同南部)で277万6,912人。全体の11.78%を占める。次いで台北市(同北部)の268万3,257人、桃園市(同北部)の218万8,017人、台南市(同南部)の188万6,522人と続く。
直轄6都市の人口増加率は、桃園市が18.57‰で最大。台中市は7.14‰でそれに続く。台北市は逆に4.62‰のマイナスとなった。また、自然増と社会増(転入数-転出数)の率から見た場合、桃園市、新竹市(台湾北部)、新竹県(同北部)、台中市、澎湖県(離島)、金門県(離島)、連江県(離島)での人口増加率が高い明らかな原因は自然増以外に、社会増の割合が他の県や市より多いこと。特に連江県と桃園市は社会増加率で上位2位。連江県は16.49‰、桃園市は13.62‰となっている。