2025/09/25

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政治

APG第3次相互審査のフォローアップ報告、今回も台湾は最高ランクを維持

2023/11/29
行政院洗銭防制弁公室などは28日、アジア太平洋マネーロンダリング対策グループ(APG)第3次相互審査に関するオンライン会議に参加した。その結果、台湾が提出した「フォローアップ報告」は、今回も引き続き最高ランクの「通常フォローアップ」と評価された。(写真:外交部)
マネーロンダリング(資金洗浄)の防止活動に取り組む台湾は2019年、アジア太平洋マネーロンダリング対策グループ(APG)第3次相互審査で初めて最高ランクの「通常フォローアップ(Regular Follow-up)」に格上げされた。その後も規定に基づき、2年ごとに「フォローアップ報告(Follow-Up Report)」を提出しているが、2021年10月に提出した最初の報告でも「通常フォローアップ」の評価を維持。これに続いて今年9月28日に提出した2回目の報告についても、APG相互審査委員会のオンライン会議で加盟国の一致した評価を得て「通常フォローアップ」の維持が確認された。
 
台湾は今回提出した「フォローアップ報告」で、特定の非金融業者や金融と関係のない職種の人々に対するマネーロンダリングやテロ資金供与防止、拡散金融対策などを含め、台湾の取り組みの重点を大きく3つに絞って報告した。
 
APG相互審査委員会のオンライン会議は台湾時間28日午前11時に行われ、行政院洗銭防制弁公室(=行政院アンチマネーロンダリングオフィス)の蘇佩鈺執行秘書、法務部調査局洗銭防制処の藍家瑞処長が関連の職員らとともに台湾代表として会議に参加し、台湾の「フォローアップ報告」について説明した。また、蘇佩鈺執行秘書が台湾を代表して発言した。結果、APG及び会議に参加した加盟国代表らの評価を得て、台湾が提出した「フォローアップ報告」は正式に採用され、これまで通り最高ランク「通常フォローアップ」の評価を維持することが確定した。
 

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