2026/06/24

Taiwan Today

政治

行政院の卓栄泰院長、警政署刑事警察局の詐欺撲滅プロジェクト成果を視察

2026/06/23
警政署刑事警察局は22日午後、行政院の卓栄泰院長を迎え、「浄流」及び「清碼」と名付けられた詐欺対策プロジェクトの成果を発表する記者会見を開催した。卓院長はプロジェクトの成果報告を聴取すると、第一線で捜査に尽力する警察官らに敬意を表した。(行政院)
政府は現在、詐欺犯罪の撲滅に力を入れている。内政部警政署刑事警察局(日本の警察庁に相当)は詐欺犯罪を取り締まるため、「浄流」と「清碼」と名付けたプロジェクトを展開している。そのうち「浄流」プロジェクトは、金をだまし取り、資金洗浄(マネーロンダリング)を行い、利益を得るという詐欺の仕組みそのものを断ち切るため、資金の流れに注目した捜査を行うもので、詐欺事件403件、容疑者579人を摘発した。一方、「清碼」プロジェクトはQRコードや電子決済を悪用した新たな詐欺・マネーロンダリングの手口に特化した集中摘発作戦で、4月27日から30日にかけて全国一斉摘発を行った結果、117人を逮捕した(うち41人が裁判所により勾留が認められた)。被害者数は1341人、被害総額は1億3,000万元(約6.6億円)に上った。行政院の卓栄泰院長(首相)は22日、警政署刑事警察局を訪れ、これらの取り締まりの成果を高く評価した。
 
警政署刑事警察局は22日午後、行政院の卓栄泰院長を迎え、「浄流」及び「清碼」プロジェクトの成果を発表する記者会見を開催した。卓院長はプロジェクトの成果報告を聴取すると、第一線で捜査に尽力する警察官らに敬意を表した。
 
卓院長は、詐欺グループの手口は日々巧妙化しているが、刑事警察局内に設けられた「詐欺犯罪防制中心」(台湾全土の詐欺対策の司令塔として関係省庁間の調整、情報の統合、および詐欺防止政策の策定等を担う)と捜査員たちが、犯罪者に社会治安を脅かす余地を与えないよう、最新技術を駆使し、綿密な捜査を行っているとして、優れた詐欺対策の成果を称賛した。
 
そのうち「淨流」プロジェクトは、刑事警察局が各県・市の警察局、台南地方検察署、台湾橋頭地方検察署、財政部国税局、数位発展部(デジタル省)、そして愛金卡公司(iPASS社)などに協力を求め、省庁横断型且つ官民一体となって推進したもの。卓院長は、「犯罪者との接触段階から資金移転、さらには組織内の役割分担に至るまで、犯罪の各段階について綿密な計画を立て、連携して違法行為の取り締まりに当たった結果、従来を上回る優れた成果を上げることができた」と称えると同時に、このことは個々の機関による単独行動や単一の手法だけで詐欺対策は成立せず、各機関が連携した広域的な共同防衛体制を構築してこそ成果を発揮できることを意味していると強調した。
 

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