周県長は冒頭、オンラインで参加した中村知事に加え、現地で締結に立ち会った愛媛県の菅規行副知事や宇和島市、西予市、松野町、鬼北町、愛南町の首長らに歓迎と感謝の意を表した。また、先日発生した熊本県の地震による犠牲者と被災者に対して心からのお見舞いを述べるとともに、被災地の一日も早い復旧・復興を願った。
中村時広知事は、橋渡し役を務めた日本台湾交流協会高雄事務所(台湾における日本総領事館に相当)に感謝するとともに、「愛媛県南予地域は温暖な気候と豊かな自然に恵まれ、屏東県との共通点が多い。今後は教育、文化、観光、産業などの分野で交流をさらに深め、両地域の友情を一層発展させていきたい」と期待を寄せた。
屏東県政府伝播及び国際事務処によると、屏東県と愛媛県は長年にわたり緊密な交流を続けており、とりわけ青少年教育分野で多くの成果を上げている。例えば、愛媛県立宇和島水産高等学校は、屏東県立東港高級中学(高校)や屏東県立来義高級中学(高校)との学校間交流を推進し、水産加工品の開発について共同で研究を行い、双方の若者の国際視野を広げている。また、愛媛県は今年10月に屏東県で開催される多国籍マーケット「世界在屏東」(World in Pingtung)に出展し、台湾の人々に愛媛県の豊かな観光資源と地域の魅力を紹介する予定だ。
このほか、今回締結したMOUの内容を実践するため、屏東県は今年9月に代表団を愛媛県へ派遣し、中村知事および県関係者を表敬訪問する。