フィリピン赤十字社は8日、世界赤十字デー(5月8日)を記念し、ボランティアの表彰式を行った。台湾の企業家で、医療消耗品のメーカーである美徳グループの楊克誠総裁が、「オーロラ・アラゴン・ケソン・メダル(Aurora Aragon Quezon Medal)」を授与された。2013年にフィリピンを台風30号が襲来した際や、フィリピンで麻疹(はしか)の感染が大流行した際など、フィリピン赤十字社の活動を支援してきたことが評価された。
「オーロラ・アラゴン・ケソン・メダル」は米自治領フィリピン第2代大統領の夫人で、フィリピン赤十字社の初代会長であるオーロラ・アラゴン・ケソン女史の名前を冠するもので、今年はフィリピン赤十字の活動に貢献のあった5名に贈られた。
楊克誠さんは、フィリピンが自然災害に見舞われたり、危機に直面したりするたびに、積極的にフィリピン赤十字の活動に協力してきた。2013年に台風30号がフィリピンを襲った際は、フィリピン赤十字社のリチャード・ゴードン(Richard Gordon)会長に対し、遺体収納袋5,000個の提供を申し出て、犠牲者たちが尊厳をもってこの世を去れるようにした。
今年に入ってフィリピンで麻疹(はしか)の流行が拡大すると、楊克誠さんはフィリピン赤十字社に対し、赤十字のマークが入ったベッドシーツと枕カバーを提供。マニラ首都圏にある赤十字病院が麻疹患者に対応するために増やした病床で使用し、フィリピン赤十字社が患者の健康と安全を確保できるよう協力した。
フィリピン赤十字社のElizabeth Zavalla氏は、「赤十字社は人道支援のために尽力している。赤十字社がこの目標を達成できるのは、一般人や企業の協力のおかげであり、こうした人々を招き、赤十字社の人道支援に対する長年の貢献を表彰できることは大変光栄なことだ」と述べた。