2026/06/03

Taiwan Today

外交

チェコ上院議長、立法院での講演で「私は台湾人」

2020/09/02
台湾を訪問中のチェコ共和国のミロシュ・ビストルチル(Milos Vystrcil)上院議長は9月1日、立法院(=国会)を訪れ「民主国家が一致団結し、共通の価値を守る」と題する講演を行った。立法院の議場で外国の議長が講演を行うのは45年ぶりのことで、非国交樹立国の議長としてはビストルチル上院議長が初めて。(中央社)

台湾を訪問中のチェコ共和国のミロシュ・ビストルチル(Milos Vystrcil)上院議長は9月1日、立法院(=国会)を訪れ「民主国家が一致団結し、共通の価値を守る」と題する講演を行った。立法院の議場で外国の議長が講演を行うのは45年ぶりのことで、非国交樹立国の議長としてはビストルチル上院議長が初めて。立法院の游錫堃院長(=国会議長)は祝辞でビストルチル上院議長を歓迎すると共に、記念の特製ギャベル(木槌)と立法院国会外交栄誉奨章一等奨章の記念章を授与した。ビストルチル上院議長は演説で、米大統領のジョン・F・ケネディ氏が西ベルリンで「私はベルリン市民だ」と述べたことにならい、中国語で「我是台湾人(=私は台湾人だ)」と述べ、台湾の人々を支持する姿勢を改めて示した。ビストルチル上院議長の講演に対し、与野党の立法委員(=国会議員)は惜しみない拍手を送った。

 

ビストルチル上院議長の講演の概要は以下のとおり。

 

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まずは立法院から立法院国会外交栄誉奨章一等奨章の記念章を頂いたことに感謝したい。台湾の立法機関の頂点にある立法院で発言する機会を得たことは大変光栄であり、心から感謝したい。

チェコ国会上院は、チェコ共和国で最も自由で民主的な機関だ。私の台湾訪問はチェコ国会上院の96%の支持を得て行なわれた。議会で行った投票では、出席議員52名のうち50名が賛成票を投じた。

チェコ国会は両院制で、台湾の民主制度とは異なる。だが、実質的な民主主義の形式は違うものであり、世界のあらゆる国家に普遍的に通用、適用する民主制度などは存在しないし、存在することなどありえない。なぜなら世界各地の人々には差異があり、地域ごとの習慣も違う。歴史、伝統、生活、優位性も違うからだ。

私は、すべての民主主義者は民主主義の原則を守り、民主主義を作り出す人々を支持する義務があると固く信じている。このため、国会外交の代表として台湾を訪れ、その経験を交換し、互いに支持し、協力の範囲を拡大することができたことを大変光栄に思う。

1963年、当時アメリカの大統領だったジョン・F・ケネディ氏は西ベルリンで演説した際、共産主義と政権による圧迫を強く非難した上で、ドイツ語で「私はベルリン市民だ」と述べ、ベルリン市民と自由という最高の価値に対する支持を表明した。

私も同様の方法で台湾の人々に対する支持を表明し、立法院での講演を締めくくることをお許しいただきたい。「我是台湾人(=私は台湾人です)」。

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