2025/09/11

Taiwan Today

外交

ブリンケン米国務長官がWHOに対して台湾のオブザーバー参加を要請、外交部が感謝

2021/05/10
アメリカのアントニー・ブリンケン国務長官は7日に発表した声明で、今月24日から始まる世界保健機関(WHO)年次総会(WHA)に台湾をオブザーバーとして参加させるべきだと訴えた。中華民国(台湾)外交部(日本の外務省に相当)は、ブリンケン国務長官が改めて台湾のために発言し、台湾のWHA参与を支持する立場を示したことに深い感謝を示した。写真は外交部のツイッターのスクリーンショット。外交部長(=外相)の呉釗燮(ジョセフ・ウー)の署名「JW」入りで謝意を示した。(外交部)
アメリカのアントニー・ブリンケン国務長官は7日に発表した声明で、WHO(世界保健機関)の指導者は適切な行動を採取し、今月24日から始まる世界保健機関(WHO)年次総会(WHA)に台湾をオブザーバーとして参加させるべきだと訴えた。ブリンケン国務長官は「台湾がWHAから排除され続ける正当な理由はない」と強調。「台湾はグローバルな公衆衛生問題を解決するため、その貴重な貢献と経験を提供できる存在だ。台湾は頼りがいのある協力のパートナーで、活力に満ちた民主国家であり、世界における善良なパワーだ」と称賛した。中華民国(台湾)外交部(日本の外務省に相当)は、ブリンケン国務長官が改めて台湾のために発言し、台湾のWHA参加を支持する立場を示したことに深い感謝を示した。
 
アメリカでは、台湾のWHO参加に関心や応援の声を寄せる動きが広がっている。今年、台湾の国際参与を支持する力はこれまで以上に増大している。ブリンケン国務長官が声明で台湾のために発言したほかにも、米国会で行われたSNSによるハッシュタグ運動、連名書簡、法案の可決、公の場での発言など、台湾が今年のWHO年次総会(WHA)に参加出来るよう支持する動きが活発化している。これは、その他の国々が台湾のために発言するための誘い水となっている。
 
 
外交部は8日に発表したニュースリリースで、米国政府、国会、国民に対し、台湾のWHO参加に対する揺るがぬ支援及び応援に感謝すると述べた。それと同時に、これに続いてより多くの国々が台湾と共に努力し、政治問題を超越して、全人類の健康と安全を守るためにアクションを採ることを歓迎すると述べた。
 

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