2025/09/02

Taiwan Today

外交

蘇行政院長がAIT台北事務所の新所長と対面、台米関係のさらなる発展に期待

2021/08/17
蘇貞昌行政院長(右から1人目)が16日、米国在台協会台北事務所(AIT/T)のオウドカーク新任所長(左から1人目)と対面し、台米パートナーシップが既存の良好な関係を基礎に、さらなる高みへ向かうよう期待した。(行政院サイトより)
蘇貞昌行政院長(首相)が16日、米国在台協会台北事務所(AIT/T)のサンドラ・オウドカーク新任所長と対面し、台米のパートナーシップが既存の良好な関係を基礎に、さらなる高みへと向かうよう期待した。
 
蘇行政院長はあいさつの中で、蔡英文総統が就任して以来、台湾と米国の関係は経済貿易分野ならびに安全保障など様々な面で実質的な進展を見せていると指摘。その上で、今年6月、新型コロナウイルスワクチンの到着が遅れた関係で台湾がワクチン不足に陥った際に米国が250万回分のワクチンを無償提供してくれたことに感謝、国民は米国が忠実な友であり、台湾が困ったときには救いの手を差し伸べてくれることをはっきり感じることになったと述べた。
 
オウドカーク所長は蘇行政院長による歓迎に感謝、AIT/Tの所長として台湾に戻ってこられたことを喜び、誇りに思うと共に、1990年代初期に初めて台湾に派遣された時からの30年間における台湾の非凡な発展ぶりを身をもって感じていると応じた。オウドカーク所長はそして、台米関係をさらに発展させる決意を重ねて表明、台湾と米国は自由民主の価値を共有しているとし、今後も各分野での連携が保たれ、よりよい関係に向けて邁進していけることに期待した。
 
蘇行政院長は台湾のイメージを備え、「好事会発生」(良いことが起きる)という意味の込められた置き物「好柿会花生」をオウドカーク所長にプレゼントし、これから台米関係に良い出来事が相次ぐようにと願った。「好柿会花生」は「柿と落花生との出会い」という意味。「好事会発生」と発音が近い。
 
外交部(日本の外務省に相当)の呉釗燮部長(大臣)、行政院(内閣)の報道官も務める羅秉成政務委員(無任所大臣)、黄致達政務委員らが同席した。
 
 

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