2026/06/19

Taiwan Today

外交

外交部長、イスラエルメディアに権威主義の拡張に民主国家が手を携えて対抗しようと呼びかけ

2022/12/30
イスラエルのテレビ局「i24NEWS」は同国時間28日夜、外交部の呉釗燮部長(外相)のインタビュー番組を放送した。写真左は今月7日、呉部長にインタビューを行った「i24NEWS」のYoseph Haddad記者。(外交部)
イスラエルのテレビ局「i24NEWS」は同国時間28日夜、外交部の呉釗燮部長(外相)のインタビュー番組を放送した。今月7日に行ったインタビューをまとめたもので、呉部長は台湾が現在直面する中国による脅威や、民主陣営における台湾の価値などについて語った。以下は呉部長の発言の要旨。
 
【新政権誕生のイスラエル、台湾との関係は?】
イスラエルではネタニヤフ新政権が発足した。台湾はイスラエルとさらに緊密な関係を築きたいと強く願っている。台湾とイスラエルはこれまでも良好な関係にあり、近く新たにMOUを締結する予定だ。これからも、イスラエルとの関係を深化させたいという台湾の善意を示していきたい。双方は民主主義と自由という核心価値を共有すると同時に、同じような貿易上の優位性と経済利益を持つ。このため、経済・貿易・投資は台湾とイスラエルの関係強化が期待できる最も重要な分野だ。このほか、台湾とイスラエルの住民によるさらなる人的往来は、お互いの観光、文化、教育等の交流を発展させることになるだろう。
 
イスラエルは最近、米国、日本、オーストラリアとともに、グローバル協力訓練枠組み(GCTF)に基づくワークショップを台湾と共催した。台湾はこれまで様々な国と、デジタル経済、サイバーセキュリティ、フェイクニュース、海事の安全などをテーマにGCTFのワークショップを開催してきた。イスラエルとも今後、関連の分野で連携を強めていきたいと願っている。
 
【世界の民主国家が協力して権威主義に対抗】
台湾とイスラエルはいずれも民主国家であり、国際社会における境遇も似ている。台湾は中国の軍事的脅威や侵略の可能性と直面している。これは、外部の軍事的脅威に直面するイスラエルと同じだ。両国は互いに必要なときに助け合い、支えあうべきだ。また、台湾とイスラエルは、世界の民主国家に対して協力を呼びかけ、この尊い自由と民主主義の価値を守るため、一致団結して権威主義国家の野望と侵略拡張に対抗すべきである。
 
【台湾と中国の関係について】
台湾は主権独立の民主国家である。人々の言論の自由が憲法によって十分保障されており、専制主義の中国とは決定的に異なる。中国の住民はしばしばこう言う。「台湾と中国は同じ文化と伝統を持つ。台湾が自由民主体制を発展させることができたのだから、中国も当然可能なはずだ」と。これこそ北京政権が強く恐れていることで、中国が台湾の消滅を望む原因でもある。中国の脅威に対して、我々は戦争を望まない。しかし、台湾の人々は断固として国の主権と自由で民主的な生活スタイルを守る。そこには妥協の余地など微塵もない。だから我々は防衛力の強化に取り組み、民主陣営から強い支持を取り付けようとしているのだ。
 
【台湾は国際社会における善良な力】
台湾は国連加盟国ではない。それは中国が、台湾は中国の一部などと妄言を吐き、台湾の国連加盟をあの手この手で阻止するからだ。中国は同時に、台湾が他国と関わることも阻止している。幸いなことに、台湾と近い理念を持つ国の中には、台湾との関係を強化しようとする国がますます増えている。台湾は国際社会における責任ある一員として、国連が北朝鮮やロシアへの経済制裁を決めた際にはそれに加わったり、人道的立場から国際社会への支援を積極的に行ったりしている。具体的には、世界各国に対する医療用マスクの無償供与や、官民一体となったウクライナ支援などが挙げられる。これらは台湾が国際社会における善良な力であることを証明している。
 
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「i24NEWS」はイスラエルの主要なテレビ局の一つで、2013年の開局以来、英語、フランス語、アラビア語で報道を行っている。テレビ局のほか、自社の公式ツイッター、フェイスブック、インスタグラム、Youtubeチャンネルなどをソーシャルメディアも複数運営しており、大きな影響力を持つ。英語、フランス語、アラビア語の話者が、イスラエル、中東や世界情勢などを理解するための重要なメディアプラットフォームである。
 
 

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