韓国国会の韓台議員親善協会会長を務める趙慶泰(チョ・ギョンテ)議員は先月28日から31日、代表団を率いて台湾を訪問した。中華民国外交部(日本の外務省に相当)は、趙議員率いる代表団一行の台湾訪問に対する心からの歓迎の意を表した。
韓国国会議員団による台湾訪問は、ここ数年の新型コロナウイルス大流行発生以来、初めてとなる。趙議員を始めとする代表団一行は台湾訪問中、蔡英文総統を表敬訪問し、立法院の游錫堃院長(国会議長)と会談した。また、外交部の田中光政務次長(副大臣)による歓迎晩餐会に出席し、台湾と韓国間の、重要な提携分野の推進について意見を交換した。代表団はそのほか、中華民国政府で対中国大陸政策を担う大陸委員会とも対談し、台湾海峡情勢や南北関係などについても意見交換を行った。
趙議員は、2012年から韓台国会議員友好協会の会長を務め、長きに渡って、台湾と韓国の交流と協力の促進に尽力してきた。台湾と韓国は2021年11月、趙議員の協力を得て、「所得税の二重課税回避及び脱税防止に関する協定」を、2022年2月、「国際運転免許証の相互承認に関する覚書」を締結した。今回の趙議員一行による台湾訪問は、具体的な行動で台湾への支持を表明し、韓国の台湾に対する誠実な友情を表すものだ。
台湾と韓国は共に国際社会における民主主義陣営の重要なメンバーで、経済・貿易および人的交流に関して、緊密な関係を構築している。韓国当局は2021年5月から、国際的な場において再三、台湾海峡の平和と安定の重要性を訴えている。韓国政府は、先ごろ発表した包括的な外交指針「自由、平和、発展のインド太平洋戦略」において、台湾海峡と朝鮮半島の平和・安定はインド太平洋地域の安全保障や繁栄に関わると強調した。これらを受けて外交部は、引き続き韓国との各分野における交流と協力を推進し、両国関係の深化に努めるとした。