2026/05/02

Taiwan Today

外交

蔡総統が「日華懇」会長ら一行と会談、安倍語録の「台湾有事は日本有事」語り合う

2023/07/06
蔡英文総統(中央)が5日、日本の超党派議員連盟・日華議員懇談会の古屋圭司会長(左から4人目)ら一行の表敬訪問を受け、日本の故・安倍元首相の「台湾有事は日本有事」発言などについて語り合った。(総統府サイトより)
蔡英文総統が5日午後総統府で、日本の超党派議員連盟・日華議員懇談会(以下、「日華懇」)の古屋圭司会長ら一行の表敬訪問を受けた。総統府を訪れたのは古屋会長のほか、「日華懇」の事務局長を務める木原稔衆議院議員、次長の佐々木紀衆議院議員。
 
蔡総統はまず「日華懇」が再び訪問団を組んで台湾を訪れたことを歓迎、今回古屋会長が従来のケースと異なり、与那国島で游錫堃立法院長(=国会議長)と合流してから船で台湾北東部・宜蘭県の蘇澳港に渡り、入国したことについて、「昨年、台湾にやって来た古屋会長が蘇澳から与那国島を望み、台湾語で『台湾有事は日本有事』と語ったことを思い起こさせる」と述べた。古屋会長は前回総統府を訪れた際、日本の故・安倍晋三元首相による「台湾有事は日本有事」という発言について特に伝えていた。
 
蔡総統は、あと数日で安倍元首相の死去から満1年になることに触れた上で、安倍氏は長年「日華懇」の顧問を務め、台日の友好的な関係深化に力を尽くしたと振り返り、改めて安倍氏への追悼と感謝の意を表した。
 
蔡総統は、台湾は日本と一緒に地域の繁栄と発展のためいっそう貢献したいと願っており、その能力も備えていると強調、古屋会長らが台湾のCPTPP(環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定)加入を支持し、台日により多くの協力成果をもたらすよう要請した。また、より多様な観光方式を通して台日の交流をさらに緊密化し、互いの風土や人々の暮らしに対する理解を深められるよう願った。
 
これに対し、台湾に来て蔡総統と対面するのは3度目だという古屋会長は蔡総統が時間を割いてくれたこと、そして死去から間もなく1年となる安倍元首相を蔡総統が追悼したことに感謝。そして、「安倍元首相の『台湾有事は日本有事』という言い方は人々の心に深く刻まれているはずだ」と述べた。
 
また古屋会長は、与那国島には観光資源があり可能性は大きいと指摘、「日華懇」もこのほど交通部観光局(日本の観光庁に相当)と意見交換し、台湾と与那国島ならびに石垣島との観光旅行を促進したいと考えていることを説明した。古屋会長は、「コロナが収束する中、台日間の観光がかつての繁栄を取り戻せるよう願っており、台湾の人たちをより多く日本に迎え、またより多くの日本人を台湾観光に送り出したい」と述べた。
 
古屋会長はそして、台湾と日本は普遍的な価値を共有していると強調、「台湾海峡の平和と安定の維持は東アジアの平和と安定に貢献する方法だ」と述べ、「日華懇」として力の限り、台湾と手を取り合って協力し、それらを推進していく考えを示した。
 
 

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