地中海性暴風雨に襲われた北アフリカのリビアで、大洪水でダムが決壊し、多数の死傷者が出ている。中華民国(台湾)外交部は人道支援の立場から、リビアに100万米ドルの支援を行うことを決定した。
外交部は、リビアでの洪水発生の一報を受け、ただちにリビアを管轄する台北駐ヨルダン経済文化弁事処を通じて、在ヨルダンリビア大使館に対して中華民国政府と国民からのお見舞いのメッセージと必要な支援を行う用意があることなどを伝えた。
中華民国(台湾)とリビアは正式な外交関係を持たず、代表機関を相互に設置していない。しかし、被害が拡大し、死傷者数が増えていることなどを鑑み、外交部は人道支援の立場から、適切な手段によってリビアに100万米ドルの支援を行うことを決定した。被災者の保護と被災地の復興に協力し、一日も早く彼らが元の生活を取り戻せるよう願うものである。
リビア東部を襲った「ストーム・ダニエル」と呼ばれる台風のような低気圧(地中海性暴風雨)は、9月10日から11日にかけて山間部などに記録的な豪雨をもたらし、デルナやベンガジなどの都市で深刻な洪水が発生した。それから数日間、死傷者数は依然増加している。リビア当局の統計によると、14日現在までに確認された死者は5,300人、行方不明者は1万人以上に上る。