2025/09/13

Taiwan Today

外交

外交部次長、クック諸島で太平洋の国交樹立国首脳と会談

2023/11/10
ナウル、パラオ、ツバル、マーシャル諸島の首脳および代表団を招いた晩餐会。田中光政務次長は、各国首脳に敬意を表し、国際社会において長期にわたり台湾支持を表明していることに謝意を伝えた。(中華民国外交部ニュースサイトより)

中華民国外交部(日本の外務省に相当)の田中光政務次長(副大臣)は、6日から13日まで代表団を率いてクック諸島を訪れており、「第52回太平洋諸島フォーラム(PIF)首脳会議」に伴って開催される会議に出席している。7日には台湾の国交樹立国、ナウルのデービッド・アデアン大統領、パラオのスランゲル・S・ウィップス・ジュニア大統領、ツバルのカウセア・ナタノ首相とそれぞれ二国間会談を行った。田中光政務次長は、蔡英文総統と外交部の呉釗燮部長(外相)を代表して、各国首脳に敬意を表し、国際社会において長期にわたり台湾支持を表明していることに謝意を伝えた。一方、会談した各国首脳は、台湾が推進する二国間協力計画に対する満足と感謝の意を表明した。また、田中光政務次長は会談後、中華民国政府を代表して、首脳ら4人の代表団の晩餐会を主催した。

田政務長官は晩餐会でのあいさつで、「国連(UN)、国連気候変動枠組条約(UNFCCC)、世界保健機関(WHO)および国際民間航空機関(ICAO)などの国際機関への台湾の参加に対するこれらの国々の長期的かつ断固たる支持に、改めて感謝の意を表する。台湾は太平洋島嶼国の一員として、自由、民主主義、基本的人権の価値観を友好国と共有している。引き続き、人材育成、医療・公衆衛生、デジタル通信、海上・航空輸送等においての協力プロジェクトを推進し、理念を同じくする国々との提携を継続する。そして、友好国の気候変動への適応力を向上できるよう努める」と述べた。

さらに田中光政務次長は現地時間10日、マーシャル諸島のデイビッド・カブア大統領とも二国間会談を行うほか、米国、オーストラリア、欧州連合(EU)など理念を同じくする国家の代表団とも話合いの場を持つ予定。双方は、地域の多国間協力・交流の促進や地域情勢の発展などの課題について意見交換する。

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