第13回WTO(世界貿易機関)閣僚会議(MC13)が開催されているアラブ首長国連邦のアブダビで26日、外交部(日本の外務省に相当)が同会議に参加している国交樹立国の代表団の団長ならびにWTO常駐代表を食事会に招き、多角的貿易体制の維持とMC13で得られる成果の展開などについて幅広い意見交換を行った。パーティーでは各国の団長及び常駐代表らとの友情も深めており、外交部はこれらの国々との多国間、ならびに二者間での連携が今後も深化し、ウィンウィンへとつながるよう期待した。
外交部国際合作及経済事務司(局)の連玉蘋司長(=局長)は席上、各国が毎年のように国連や国際民間航空機関(ICAO)、世界保健機関(WHO)、国連気候変動枠組み条約(UNFCCC)締約国会議など国際的な場で台湾を支持してきたことに感謝した上で、「台湾は各国との長年の友情を大切にしており、WTOにおいてか二者間においてかを問わず、協力関係は日々深まっている」と指摘、今後も各国との外交関係及び各分野での連携を強化していけるよう願った。
行政院経済貿易交渉オフィスの鄧振中政務委員(=無任所大臣)は台湾のMC13代表団団長としてスピーチし、台湾がルールに基づく多角的貿易体制を強く信頼していることを強調、MC13に向けて多くの準備をしてきたとして、最終的には各国と共同で関連の成果を推進していけることを希望した。鄧政務委員は、国交樹立国の団長や常駐代表はみな多角的貿易体制の維持がアフターコロナの経済立て直しに極めて重要だと考えているとして、MC13で各方が満足する成果が得られること、ならびに各国が台湾との協力関係を引き続き深めることに期待を示した。
食事会にはグアテマラ、セントクリストファー・ネービス、エスワティニ王国、パラグアイ、ベリーズ、ハイチ、セントルシアなど、中華民国(台湾)と正式な外交関係を持つ国々(国交樹立国)のMC13代表団団長ならびにWTO常駐代表が出席し、活発な交流が行われた。外交部は、今後も各国と協力し、自由で開かれた国際貿易体制及びその価値を共同で守っていくとしている。