社団法人台湾海外援助発展聯盟(Taiwan AID)が23日、台北市の松山文化クリエイティブパークで、「Taiwan Can Help国際援助発展成果展」の開幕イベントを行った。同展示会には台湾のNGO27団体が参加し、国際的な対外援助プロジェクトを官民が連携して進めてきた成果を紹介している。主催者は同展示会を通じて人々の「世界の公民」及びSDGs(持続可能な開発目標)に対する認知と関心を高められるよう望んでいる。23日のイベントには各国の台湾駐在使節からも多くの関係者が姿を見せた。
招きに応じて出席した蕭美琴副総統はあいさつの中で、台湾の様々なNGOが長年台湾の「善のパワー」として世界のために果たしてきた貢献とその成果を目にできると喜ぶ一方、外交部(日本の外務省に相当)に対し、より積極的にNGOとのパートナーシップを深め、台湾を取り巻く厳しい国際環境を官民共同で乗り越えて台湾が世界で「善のパワー」を発揮できるようにし、台湾の価値と外交の意義を存分に示すよう求めた。
外交部の田中光政務次長(=副大臣)はスピーチを行い、災害が起きた際の台湾のNGOの対応力を称賛。台湾の奉仕があってこそ台湾が困難に見舞われた際に他国がすぐさま台湾に救いの手を差し伸べるのであり、「善のサイクル」が生まれるのだと評価した。田政務次長はまた、会場に集まった国際非政府組織(INGO)と台湾のNGOがこれからも「真・善・美」の精神で、国際社会に対する台湾の誠実さ、善意、素晴らしさを示していくよう激励した。
田政務次長は続けて、外交部は台湾のNGOによる国際活動への参加、ならびに国際的な援助計画の執行を積極的に支援しているほか、台湾にINGOの拠点を誘致する取り組みも行っていると説明し、すでに米国の「全米民主国際研究所(NDI)」、「国際共和研究所(IRI)」、チェコの「EVC」、スペインの「Safeguard Defenders」など重要なINGOも台湾に拠点を設けていると指摘。そして、外交部は台湾のNGOの強力な後ろ盾として従来以上に台湾のポジティブなイメージを世界に届け、世界との結びつきを強化すると意気込んだ。
「成果展」では「教育」、「ジェンダーと平等」、「貧困の減少とコミュニティの発展」、「医療と人道支援」、「環境と持続可能な開発」の5つのエリアで、台湾のNGOと政府が連携して国際的な協力プロジェクトを執行して来た成果を紹介している。展示はインスタレーションなどで各エリアで異なるイメージを表現、より多くの台湾の人たちの関心を引き付け、台湾のNGOが平和と平等、持続可能な世界を実現するため努力していることをより深く知ってもらおうとしている。