2025/09/21

Taiwan Today

外交

海洋環境マネジメントに関する国際シンポジウム、台湾とインドネシアがMOA締結

2025/09/16
海洋委員会海洋保育署は15日と16日、財団法人張栄発基金会国際会議センター(台北市)にて「2025年海洋環境マネジメント国際交流シンポジウム」を開催した。また、インドネシアのハビビ・センターと、インド太平洋地域の海洋廃棄物管理に関して協力するためのMOAを締結した。(海洋委員会)
海洋委員会海洋保育署は15日と16日、財団法人張栄発基金会国際会議センター(台北市)にて「2025年海洋環境マネジメント国際交流シンポジウム」を開催した。台湾のほか、米国、フランス、日本、韓国、フィリピン、マレーシア、インドネシア、インドの9カ国から47名(うち台湾は20名)の専門家が登壇し、「海洋環境保護」、「海洋汚染対策」、「廃棄物管理」、「水質・底泥の保全」、「国際協力」の5つのセッションで議論を交わした。15日の開幕式には300名を超える聴衆が集まった。日本からは、一般財団法人海上災害防止センターや公益財団法人地球環境戦略研究機関(IGES)などの代表が参加した。
 
今回のシンポジウムのハイライトとして、台湾の海洋委員会とインドネシアのハビビ・センター(THC)がインド太平洋地域の海洋廃棄物管理に関して協力することで一致し、MOA(Memorandum of Agreement)を締結した。これは、「インド太平洋地域の海洋廃棄物管理に関する協力のプラットフォーム」を実現するための初めての国際協力文書。台湾とインドネシアが海洋廃棄物管理におけるパートナーシップを深化させ、インド太平洋地域の持続可能な発展に向けて揺るぎない基盤を築くことが期待される。
 

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