2026/03/25

Taiwan Today

外交

欧州フォルモサクラブが初めて台北で年次総会、欧州各国から議員41名が集結

2025/10/28
欧州諸国の国会の親台湾派議員による議員連盟「欧州フォルモサクラブ」(Formosa Club, FC)が27日、初めて台北市内で年次総会を開催した。写真は開幕式であいさつを述べる外交部の林佳龍部長(外相)。(外交部)
欧州議会及び欧州17か国の国会に所属する台湾に友好的な議員41名が集結した。(外交部)
欧州諸国の国会の親台湾派議員による議員連盟「欧州フォルモサクラブ」(Formosa Club, FC)が27日、初めて台北市内で年次総会を開催した。欧州議会運輸・観光委員会のヴィルギニユス・シンケヴィチュウス副委員長(リトアニア)、英国議会台湾・英国国会グループ(APPG)共同代表のデニス・ローガン議員、フランス国民議会親台湾派議員グループ及び「欧州フォルモサクラブ」共同代表のEric Bothorel議員、ドイツ連邦議会のオラフ・ガッティング議員、イタリア元老院(上院)外交委員会副委員長のRoberto Menia議員、チェコ下院のPavel Žáček議員など、欧州議会及び欧州17か国の国会に所属する台湾に友好的な議員41名が集結した。


年次総会開幕式に出席した外交部の林佳龍部長(外相)は、フォルモサクラブが設立以来、台湾への強い支持と民主主義諸国の団結を訴えてきたことに感謝した。林部長は、「近年、覇権主義国家が結束を強め、ルールに基づく国際秩序を破壊し、偽情報など悪意ある手段を通じて世界の民主主義の強靱性を蝕んでいる。不確実性が高まりつつある国際情勢の中で、台湾は『価値外交』の推進、経済安全保障の向上、防衛力の強化に努め、欧州諸国とのパートナーシップを深化させている。近年台湾と欧州の間では、経済・貿易、半導体サプライチェーン、科学技術、エネルギーなどの分野で協力が活発になっている、現在欧州は台湾にとって3番目に大きな貿易相手であり、国・地域別の対台湾投資では最大の投資元となっている」と説明。そして、今後も互いに協力し、平和と繁栄を共に促進していきたいと期待を寄せた。
 
今回の年次総会の議長であり、欧州議会外交委員会の委員でもあるRihards Kols議員(ラトビア)は挨拶で、「欧州フォルモサクラブ」は2019年の設立以来、欧州諸国の親台湾派議員間の重要な国際交流のプラットフォームとして、台湾の国際組織への参加の推進、台湾海峡における軍事的挑発の非難、偽情報や経済的威圧への対抗、公衆衛生、安全保障、デジタルおよびサプライチェーンの強靱性などの分野での協力深化に尽力してきたと述べた。そして、「台湾は世界の民主主義陣営の最前線に位置する。台湾海峡の安定は、国際的な安全保障と世界経済にとって極めて重要だ。今回の年次総会では、民主主義国家の一致団結、ルールに基づく国際秩序の維持、覇権主義の挑戦への対応、といったことへの一致した意思を示したい」と訴えた。
 
なお、27日夜には外交部の呉志中政務次長(副大臣)が、立法院の韓国瑜院長(国会議長)、江啓臣副院長らとともに年次総会の交流レセプションに出席した。レセプションには、与野党の立法委員(国会議員)や欧州諸国が台湾に設置する代表機関の関係者など約80名が参加。会場は和やかで友好的なムードに包まれ、台湾と欧州の議会外交や国会議員間のネットワークや連携が促進された。
 
「欧州フォルモサクラブ」は2019年10月、欧州議会と、英独仏3か国の国会の親台湾派議員グループ代表の呼びかけにより設立された。現在は欧州議会のほか、欧州諸国、カナダなど31カ国の国会の親台湾派議員グループ代表が共同代表を務めている。メンバーは毎年、世界保健機関(WHO)年次総会(WHAあるいはWHO総会)への台湾の参加を支持したり、台湾に対する中国の軍事的威圧を非難する共同書簡を発出するなどしている。
 

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