日本の小泉進次郎防衛大臣は1日、拡大ASEAN国防相会議(ADMMプラス)に出席するために訪れていたマレーシアで、中国の董軍国防部長と日中防衛相会談を行い、台湾の平和と安定の重要性を強調した。外交部の林佳龍部長(外相)はこの発言を歓迎し、感謝している。
会談の中で小泉防衛大臣は、日中関係において安全保障分野は最も難しい分野であると述べるとともに、東シナ海や太平洋地域における、様々な形での中国側の軍事活動の活発化を深刻に懸念している旨を伝えた。さらに、中国とロシアの連携も含め、中国による日本周辺海空域における軍事活動の活発化に対し、深刻な懸念を改めて伝達した。
これを受けて外交部は2日、声明を発表し、「覇権主義が対外拡張を続け、ルールに基づく国際秩序への挑発を繰り返すことは、すでに国際情勢を大きく緊張させている。台湾海峡の平和と安定は、国際社会の繁栄と安全に密接に関わるものであり、国際社会共通の利益でもある。台湾は引き続き自国の防衛力と社会全体の防衛レジリエンスを強化するとともに、民主主義陣営の友好国と手を携え、インド太平洋地域の平和・安定・繁栄の促進に努めていきたい」と述べている。