今回の投資視察団には、建設、衣料・繊維、自動車部品、化粧品、包装など多様な分野の企業が参加した。視察期間中には、エスワティニ王国のドラミニ首相への表敬訪問を行ったほか、商工貿易省のマンコバ・クマロ大臣、Melusi Masuku副大臣、議会上院のNdumiso Mdluli副議長らが経済・投資座談会に出席し、台湾企業と活発に意見交換を行うなど、エスワティニ王国の政府が台湾企業の訪問を重視し、歓迎する姿勢がうかがえた。視察団はまた、同国のワンストップ投資サービス窓口(BOSS)や、台湾の工業団地の成功事例を導入する「台湾産業イノベーションパーク」(TIIP)の開発予定地、現地に進出する台湾企業の工場などを訪問し、エスワティニ王国の投資環境や潜在力への理解を深めた。また、エスワティニの主要テレビ局および新聞各紙も、今回のアフリカ南部を拠点とする台湾企業による投資視察団の来訪とその成果を大きく報道した。
中華民国(台湾)とエスワティニ王国は国交樹立以来57年間、一貫して緊密な協力関係を築いており、時間の経過とともにその関係はさらに深まっている。外交部は今後も「総合外交」政策に基づき、「栄邦計画」(国交樹立国の発展を支援し、ウィン・ウィンの関係づくりを目指すプロジェクト)を積極的に推進するとともに、エスワティニとの協力分野を広げ、両国の友情を一層強化し、双方の国民の福祉を増進し、経済の持続可能な発展と安定及び繁栄を共に推進していくとしている。