2026/03/15

Taiwan Today

外交

中国外相がアフリカ各国訪問で「台湾は中国の不可分の領土」などと主張、台湾外交部は強く反発

2026/01/13
中国外交部の王毅部長(外相)が1月8日から11日までアフリカのエチオピア、タンザニア、レソトの3か国を訪問し、いわゆる「1つの中国」の原則を各国が守ることを確認したことなどを受けて、中華民国(台湾)外交部は声明を通して厳重な抗議を行った。(外交部)
中国外交部の王毅部長(外相)が1月8日から11日までアフリカのエチオピア、タンザニア、レソトの3か国を訪問し、いわゆる「1つの中国」の原則を各国が守ることを確認した。また、8日に訪れたエチオピアでアフリカ連合(AU)と発表した共同コミュニケでは、客観的な歴史的事実を公然と無視し、「台湾は中国領土の不可分の一部である」などと著しく事実を捻じ曲げた内容を盛り込んだ。さらに、ソマリアの外相は王毅氏との電話会談で、「台湾問題は完全に中国の内政問題である」と中国に迎合した発言を行った。こうした一連の動きに対して中華民国(台湾)外交部は厳重な抗議を行うとともに、アフリカ連合(AU)やこれらアフリカの国々が中国に迎合し、国際的現実から乖離した政治的立場に同調したことについて強い遺憾の意を表明した。台湾外交部の声明の概要は以下のとおり。
 
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外交部は改めて、中華民国(台湾)が主権独立国家であることを強調する。虚偽の言説によってわが国を他国の領土に組み込もうとするいかなる主張も誤りであり、断じて受け入れることはできない。中国は脅迫あるいは利益誘導、ならびに言説操作を通じて、国際社会で虚偽の情報を繰り返し拡散している。これは国際秩序と平和に大きな挑戦を突きつけると同時に、権威主義的手段によって他国の内政に干渉するというその悪質な本質をさらけ出すものでもある。各国はこれに極めて大きな注意を払うべきだ。
 
中華民国(台湾)は長年にわたり、教育、医療、インフラ建設等の分野において、近い理念を持つアフリカ諸国の発展に協力してきた。その成果は広く認められるところである。外交部は各国に対し、主権独立と理性的判断の原則を堅持し、国際交流と協力を推進することが、国と国民の利益につながる長期的な道であると伝えたい。中華民国(台湾)は、主権の平等を尊重し、互恵と協力の原則を堅持する、近い理念を持つすべてのアフリカ諸国とともに引き続き友好と協力を深化させ、国民と社会の福祉を共に推進していくことを望んでいる。
 
中華民国(台湾)の主権はすべての台湾人のものである。台湾の未来を決めることができるのは台湾の人々のみだ。国際社会における善良な力として、台湾は今後も自由と民主の価値を守り、わが国の国家主権を堅持していきたい。外交部はまた、民主主義の価値を守る、近い理念を持つ国々に対して協力を呼び掛ける。権威主義の拡張を全力で防ぎ、アフリカの持続可能な発展および国際社会に対して、より一層の貢献を行っていこう。
 

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