外交部の呉志中政務次長(副大臣)は24日及び25日の2日間にわたって行われた、2026年台湾国際模擬国連の開幕式に出席した。呉次長は、若者が熱意をもって国際的な事務に取り組む姿勢を高く評価するとともに、実際に関与することを通じて国際的視野を養い、台湾が世界と歩調を合わせていくための原動力となることに期待を示した。
台湾模擬国連は、財団法人商業発展研究院(CDRI)などが主催し、学術面では中華民国台湾模擬国連学会(MUN Society Taiwan, MST)がバックアップ、模擬国連での討論を通じて学生の国際的な視野や共感力、異文化コミュニケーションの能力の育成を目的としている。
呉政務次長はあいさつで、外交部の林佳龍部長(外務大臣)に代わって学生を歓迎するとした上で、模擬国連は若者が多角的な外交がどのように進められているかを理解する重要なプラットフォームであり、それぞれ立場が異なる中でも各国が対話と協議を通じて、気候変動や人権、公衆衛生、安全保障など国際的な課題に取り組む実際の様子を体験できるものだと語った。
また呉政務次長は、台湾は長年にわたり多角的な外交に取り組むことで、世界保健機関(WHO)や国際民間航空機関(ICAO)、気候変動に関する国際連合枠組条約(UNFCCC)、国際刑事警察機構(INTERPOL)など国際組織や多角的な組織への実質的な関与を実現し、台湾の専門性や実務面での貢献を通じて、国際的なパートナーと手を取り、世界での存在感を高めていると指摘した。
さらに呉政務次長は、若者が国際的な経験を積むことで、将来的に外交に関わる仕事に就き、ともに台湾の外交のために努力するとともに、よりよい世界を目指して前向きな変化を起こしてほしいとエールを贈った。
2回目の開催となる今回のテーマは、世界の貿易経済及び政治体制における人工知能(AI)の応用と課題を中心とし、台湾全土の高校、大学から約40人の学生が参加した。プログラムはすべて英語で行われ、台湾の若者の国際的なトピックへの高い関心とこれらに取り組むモチベーションを示すものとなった。