2026/02/10

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蕭美琴副総統が日本の「天皇誕生日祝賀レセプション」に出席、台日連携で地域の平和と安定を守れるよう期待

2026/02/10
蕭美琴副総統は9日夜、日本台湾交流協会台北事務所が台北市内で開催した「天皇誕生日祝賀レセプション」に出席した。蕭美琴副総統は、台湾は日本と同じく第1列島線に位置する重要なパートナーとして、「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」の実現を目指し、地域の平和・安定・繁栄を促進していきたいとの期待を示した。(総統府)
蕭美琴副総統は9日夜、日本台湾交流協会台北事務所が台北市内で開催した「天皇誕生日祝賀レセプション」に出席した。蕭副総統は、台日間の友情は相互信頼と共通の価値観に基づくもので、民間交流、災害時の相互支援、経済・貿易協力などの分野で継続的に深化していると述べた。また、台湾は日本と同じく第1列島線に位置する重要なパートナーとして、「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」の実現を目指し、地域の平和・安定・繁栄を促進していきたいとの期待を示した。以下は蕭副総統の祝辞の概要。
 
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本日、再び日本の「天皇誕生日祝賀レセプション」への招待を受け、頼清徳総統および台湾の人々を代表して、日本政府と国民に心からの祝意を伝えられることを大変光栄に思う。
 
台日間の友情はすでに、その地理的距離を超越し、心と心の強いつながりへと昇華している。世論調査で示される高い相互信頼や、昨年双方の人的往来が延べ700万人を超えたことなどがその絆の強さを証明している。台湾と日本は地震や台風などの自然災害を通じて「善の循環」や「まさかの時の友こそ真の友」といった関係を育み、その関係をいっそう揺るぎないものにしてきた。昨年9月、花蓮県の馬太鞍渓の上流にせき止め湖が形成され、そこからあふれた水が下流地域に流れ込むという災害が発生した。その際、日本政府は迅速に防災技術方面の支援を行った。このような「雪中送炭」(最も困っている時に、必要な支援や援助の手を差し伸べるという意味)とも言えるその厚意を、台湾の人々は決して忘れない。
 
この深い友情こそが、台湾と日本の政府間協力の最も堅固な基盤となっている。昨日行われた衆議院選挙では、高市早苗首相が国民の幅広い信任と支持を得て、引き続き日本を率いることとなった。この場を借りて祝意を伝えたい。この強固な民意の基盤は、高市首相の卓越した指導力を肯定するのみならず、台日間の安定したパートナーシップがますます強くなるであろうことを象徴するものだ。台湾は高市首相が率いる日本と共に、さらに多くの協力の機会を模索し、より輝かしく、より素晴らしい新たな時代を切り開いていきたい。
 
台日関係は経済・貿易方面においても着実に深まっている。農産品分野での緊密な交流に加え、昨年11月には台湾が福島県を含む5県産食品に対する輸入規制を完全に撤廃し、双方の関係は新たなステージに突入した。昨年末にはさらに、台日間で「デジタル貿易取決め」と「地方税関の協力に関する覚書」が締結された。今後はサイバーセキュリティや通関協力が一層強化され、これがインド太平洋地域の繁栄と発展を牽引することになるだろう。
 
台湾と日本は自由、民主主義、法の支配といった普遍的価値を共有すると同時に、第1列島線の戦略的要衝に位置している。地域情勢がますます厳しさを増す中で、台湾は「平和は実力によって守られる」という認識の下、防衛費の継続的な増額や国防特別予算の編成を通じた防衛のレジリエンス強化により、台湾の主権と民主主義の生活様式を守る強い決意を示している。
 
日本政府が国際会合の場で繰り返し台湾海峡の平和と安定の重要性を強調していることに感謝したい。台湾は今後も日本と協力して「自由で開かれたインド太平洋」の実現に取り組むとともに、日本が引き続き台湾の国際参与の拡大を支持し、台湾が国際社会により多く貢献できるように支持してくれることを願っている。
 
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蕭美琴副総統は祝辞を述べたあと、ステージ上でその他の賓客らとともに乾杯し、天皇陛下の健勝を祈るとともに、台日友好が末永く続くことを願った。
 
なお、このレセプションには台湾から、国家安全会議の呉釗燮秘書長、立法院の江啓臣副院長(副国会議長)、国防部の顧立雄部長、台湾日本関係協会の謝長廷会長などが出席した。
 
 

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