賴総統は、訪問団の長年にわたる台湾支持に感謝するとともに、国際情勢が目まぐるしく変化し、非伝統的脅威やグレーゾーン行為といった圧力が強まる中、インド太平洋地域の安全と安定は我々の一致した目標であると強調。「平和は力によって支えられる」と言うように、台湾はグローバル・サプライチェーン及びインド太平洋における第1列島線において重要な役割を担っており、一貫して平和を追求すると同時に、自衛力の強化にも積極的に取り組んでおり、台湾海峡の平和と安定は世界の安全と繁栄に不可欠な要素であると指摘した。
頼総統はさらに、台湾は「国家隊」(ナショナルチーム)だけでなく「国際隊」(インターナショナルチーム)も構築し、諸外国と団結力を発揮して、世界の安定・繁栄および持続可能な発展に貢献していく必要があると指摘。今後、民主主義的ガバナンス、サプライチェーンの強靭性、あるいは海洋安全保障、地域の安定といった分野において、台湾は引き続き世界各国と経験を共有し、近い理念を持つ友好国・同盟国とともに責任を分かち合い、協力して課題解決に取り組んでいく意向を示した。また、「玉山フォーラム」が引き続き台湾・インド太平洋・世界を結ぶ重要なプラットフォームとなるよう改めて期待を寄せた。
海外の来賓を代表して挨拶したフィジーのマヘンドラ・チョードリー元首相は、台湾は豊かな自然資源と有能で勤勉な国民を有する恵まれた国であると称賛。諸外国との団結に取り組み、今後より強い決意をもって協力関係を深化させていきたいとする台湾の約束に改めて感謝した。