2026/03/20

Taiwan Today

外交

外交部、居留証の国名表記を「韓国」から「南韓」へ

2026/03/18
外交部は、台湾在住の外国人に対して発行する「外僑居留証」に用いる国名表記について、「韓国」については3月1日より「南韓」へ変更したことを明らかにした。韓国政府が「電子入国申告書」(e-Arrival Card)システムで台湾を「CHINA(TAIWAN)」と表記し、是正に応じないことへの対抗措置。(外交部)
中華民国(台湾)外交部は18日、台湾在住の外国人に対して発行する「外僑居留証」(日本の「在留カード」に相当)に用いる国名表記について、「韓国」については3月1日より「南韓」へ変更したことを明らかにした。外交部はその理由について以下のように説明している。
 
★★★★★
 
韓国政府は2025年よりオンラインで事前に入国申告ができる「電子入国申告書」(e-Arrival Card)システムを導入した。このシステムでは「出発地」や「次の目的地」をリストから選ぶようになっているが、台湾については「CHINA(TAIWAN)」、つまり「中国(台湾)」と表記している。外交部や台北駐韓国代表部(外交部が韓国に置く在外公館)はこれを「不適切な表記」として厳正に抗議。国家の主権や国民の尊厳を守るという観点から、韓国政府に対して速やかな是正を求めてきた。
 
台湾と韓国は、経済・貿易、文化、観光および人的往来などの分野で長年にわたり緊密な交流が行われ、友好的な関係を維持しており、これについては台湾側も極めて重視してきた。しかしながら、韓国側は現在に至るまでオンライン入国申告システムの不適切な表記を是正していない。これには台湾社会や議員などからも高い関心が寄せられていた。外交部に対しても国民から、本件に対する韓国側の対応について「理解できない」、「失望した」などの声が多く寄せられてきた。
 
外交部は本件について、関係省庁間の調整を経て、取り得る対応措置の検討を行ってきた。その結果、相互主義の原則に基づき、2026年3月1日をもって台湾が外国人居住者に対して発行する「外僑居留証」において、従来「韓国」と記載していたところを「南韓」に変更することとした。
 
外交部および台北駐韓国代表部は本件につき、韓国側に対して3月31日までに回答するよう要請している。期日までに前向きな回答が得られない場合、台湾側は台湾のオンライン入国申告システムである「台湾オンライン入国カード」(TWAC)についても相応の措置を講じ、国家の尊厳および相互主義の原則を守るという断固たる姿勢を示す考えである。

ランキング

新着