外交部の呉志中政務次長(副大臣)は18日、チェコのヴィソチナ州(Vysočina)からやってきたオットー・ヴォピェンカ(Otto Vopěnka)第一副州知事兼チェコ共和国代議院(下院)議員を含む一行6名の表敬訪問を受け、台湾とチェコの関係深化や自治体間協力などについて意見交換を行った。
呉政務次長は、外交部の林佳龍部長(外相)に代わって訪問団の来訪を歓迎するとともに、ヴィソチナ州が長年にわたり台湾に友好的で、台湾と密接な交流を維持してきたことに感謝した。また、チェコは台湾にとって欧州で最も重要なパートナーの一つであり、ドイツ東部ドレスデンに工場を置く台湾積体電路製造(TSMC)はチェコを欧州における半導体エコシステムの一部とみなしている指摘。また、双方はこれまで投資、人材育成、直行便の運航など各分野で協力・交流を展開しており、今回の訪問が台湾とチェコの関係のさらなる深化につながるよう期待を示した。
ヴォペンカ第一副州知事も、近年の台湾とチェコの著しい関係の進展を歓迎し、今回の訪問でより多くの協力の機会を模索し、帰国後にはヴィソチナ州および下院の同僚と訪台の成果や見聞を共有したいと述べた。
ヴォペンカ氏は2024年にヴィソチナ州議会議員に当選。マルティン・ククラ州知事に抜擢されて第一副州知事に就任した。さらに、昨年10月に行われたチェコ下院選挙にも出馬し、当選したばかり。台湾滞在期間中は、マートシティやネットゼロをテーマにした見本市「智慧城市展(スマートシティサミット&エキスポ、SCSE)」への参加に加え、衛生福利部、台中栄民総医院、台中市庁などを訪問したり、人工知能(AI)の都市インフラへの応用についても視察する。これにより、台湾とチェコの協力の幅と深みが一層拡大することが期待されている。