韓国は、2025年に導入した「電子入国申告書」(e-Arrival Card)システムの「出発地」および「次の目的地」のドロップダウンリストで、台湾について「CHINA(TAIWAN)」、つまり「中国(台湾)」と表記している。中華民国(台湾)外交部および台北駐韓国代表部(外交部が韓国に置く在外公館)は、韓国側に繰り返し厳正な申し入れを行うとともに、韓国側との意思疎通及び交渉を続けている。また、韓国側に対し、3月31日までに正式な回答を行うよう求めている。
外交部は24日、国家の尊厳および相互主義の原則を守るという断固たる姿勢を示すため、もし期限内に韓国側から前向きな回答が得られなかった場合、台湾のオンライン入国申告システムである「台湾オンライン入国カード」(TWAC)における「出生地」および「居住地」のドロップダウンリストについても、韓国の英語表記を従来の「Korea, Republic of」から「KOREA (SOUTH)」へと変更する方針を明らかにした。
なお、台湾では3月1日よりすでに、台湾在住の外国人に対して発行する「外僑居留証」(日本の「在留カード」に相当)に用いる国名表記について、「韓国」を「南韓」に変更している。
外交部は、「台湾と韓国は長年、経済・貿易、文化、観光および人的往来などの分野において民間レベルで密接な交流と友好関係を維持してきた。わが国はこのかけがえのない関係を極めて重視している。韓国側が二国間関係の健全な発展を維持するため、相互尊重及び相互主義の原則に基づき、わが国の声を受け止め、速やかに是正を行うことを期待している」とコメントしている。