2026/03/31

Taiwan Today

外交

欧州議会「安全保障・防衛委員会」(SEDE)の公式訪問団11名が台湾を訪問

2026/03/31
欧州議会「安全保障・防衛委員会」(Committee on Security and Defense, SEDE)のシュトラック=ツィンマーマン委員長(ドイツ出身)が率いる公式代表団11名が3月30日から4月2日まで台湾を訪問している。外交部欧州司の黄鈞耀司長(欧州局長に相当)が外交部を代表して一行の訪台を歓迎した。(外交部)
欧州議会「安全保障・防衛委員会」(Committee on Security and Defense, SEDE)のシュトラック=ツィンマーマン委員長(ドイツ出身)が率いる公式代表団11名が3月30日から4月2日まで台湾を訪問している。同委員会は2025年に、外交委員会(AFET)の下部組織(subcommittee)から独自の法案作成権を持つ常設委員会(committee)へと格上げされたばかりで、今回の訪問は、それ以降、初めて組織された公式訪問団となる。中華民国(台湾)外交部はこれに対し、歓迎の意を表している。
 
訪問団は台湾滞在期間中、頼清徳総統を表敬訪問するほか、外交部の林佳龍部長(外相)が設ける宴席で歓待を受ける。また、立法院(国会)、国家安全会議、大陸委員会、国防部および国防安全研究院を訪問するほか、嘉義県にある台湾最大級のドローン開発・産業拠点「アジア無人機AIイノベーション応用R&Dセンター」(Asia UAV AI Innovation Application R&D Center)や高雄・左営の海軍基地なども視察する予定だ。さらに、台湾の産官学界の代表者とともに、インド太平洋の地域情勢、防衛装備、海底ケーブルの安全、偽情報対策、社会全体の防衛レジリエンスなどのテーマについて意見交換を行う。
 
欧州議会は近年、「安全保障・防衛委員会」の主導のもと、「共通安全保障・防衛政策(CSDP)2025年報告」、「無人機および新型戦争システムに関する報告:EUは現代の安全保障課題に適応すべき」(Drones and new systems of warfare – the EU’s need to adapt to be fit for today’s security challenges)、「EU戦略的防衛・安全保障パートナーシップ報告」(EU strategic defence and security partnerships)など複数の決議を相次いで採択すると同時に、台湾海峡の平和と安定に継続的な関心を示し、台湾と欧州の安全保障・防衛協力の深化を支持している。外交部は、欧州議会が実際の行動をもって台湾を支持し続けていることに深く感謝するとともに、「今後も既存の強固且つ友好的な基盤の上に、欧州議会との各分野における協力と交流を一層深化させ、民主主義のレジリエンスを強化し、インド太平洋地域および世界の平和と安定を共に守っていきたい」としている。
 
今回の訪問団にはこのほか、スペインのニコラス・パスクアル・デ・ラ・パルテ(Nicolás Pascual De La Parte)議員、ホセ・セペダ(José Cepeda)議員、エストニアのウルマス・パエト(Urmas Paet)議員、ラトビアのMārtiņš Staķis議員、ギリシャのNikolas Farantouris議員といった、超党派の欧州議会議員5名も参加。また、「安全保障・防衛委員会」事務局の職員および各会派の政策顧問なども随行している。
 
 

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