2026/04/03

Taiwan Today

外交

「グローバル協力訓練枠組み」で情報セキュリティの国際ワークショップ

2026/04/01
外交部(外務省)と数位発展部(デジタル発展省)資通安全署が共同で行う「GCTF(グローバル協力訓練枠組み)」による情報セキュリティに関する国際ワークショップが3月31日に始まった。開幕式であいさつする数位発展部の楊佳玲政務次長(副大臣)。(外交部)
外交部(外務省)と数位発展部(デジタル発展省)資通安全署が共同で行う「GCTF(グローバル協力訓練枠組み)」による情報セキュリティに関する国際ワークショップが3月31日に始まった。台湾のほか、アメリカ、日本、オーストラリア、カナダ、イギリスなどの駐台公館が協力。政策・ガバナンス、ビジネスの実践と技術の刷新をテーマにオールマイティな情報セキュリティのレジリエンスを確立することを目標とし、29カ国から産官学130名のエキスパートが結集し、重要インフラ設備の防御や通信システムのレジリエンス、国際協業メカニズムなどについて話し合い、互いの実務経験を紹介するなどして交流を深める。

開幕式では英国在台弁事処のウェイン・アイヴス代理代表と数位発展部の楊佳玲政務次長(副大臣)があいさつしたのち、国家安全会議の李育杰諮問委員が「国家情報通信セキュリティ戦略2025:レジリエンス、セキュリティ、信頼できるスマート国家の確立へ」と題した講演を行った。

ワークショップでは、情報のシェアと脅威モデルを通じた国家の情報セキュリティの整備、国際連携による防護体制の確立、官民の協力強化によるサプライチェーンセキュリティの確保、AI駆動型の情報セキュリティ防御、量子時代における情報セキュリティの発展など多様なテーマで議論が交わされる。また、「科学技術‧民主主義‧社会研究センター(Research Institute for Democracy, Society and Emerging Technology、DSET)」と協力したシミュレーションなども行われ、複合的な脅威に直面する時代に各国がどのように対応力を高め、政策と実務のリンクを強めることを目指す。

「GCTF(グローバル協力訓練枠組み)」は2015年に台湾と米国によって立ち上げられた交流プラットフォームで、共に関心を寄せるグローバルな議題について各国の経験を共有し、議論する枠組み。その後、日本とオーストラリアも加わるなど、今ではワークショップに多くの国が参与するようになっている。グローバルな脅威に対応しレジリエンスを高めるため、今後も理念の近しい国々と数多くの分野で協力を強化していくとしている。

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