2026/04/13

Taiwan Today

外交

外交部の林佳龍部長がマーシャル諸島訪問を終える、台湾との友好関係の深化図る

2026/04/10
外交部の林佳龍部長は4月7日から9日まで、中華民国(台湾)と正式な外交関係を持つマーシャル諸島共和国政府の招待を受け、総統の特使の身分で経済ミッションを率いて同国を訪問した。写真はミクロネシア競技大会のために台湾の政府の援助によって建設された「マジュロ陸上競技場」。(外交部)
台湾の援助によって建設された「マジュロ陸上競技場」を訪れた外交部の林佳龍部長。国際大会にも対応でき、且つ台湾との協力関係を象徴する貴重なインフラとなる。(外交部)
外交部の林佳龍部長は4月7日から9日まで、中華民国(台湾)と正式な外交関係を持つマーシャル諸島共和国政府の招待を受け、総統の特使の身分で経済ミッションを率いて同国を訪問した。林部長は、「栄邦計画」(国交樹立国との協力を強化し、共に繁栄を目指す国際協力の枠組みのこと)を推進するとともに、両国の友好関係のさらなる深化を図った。
 
林部長はマーシャル諸島訪問期間中、同国のヒルダ・C・ハイネ大統領を表敬訪問したほか、ブレンソン・ワセ国会議長、伝統的首長評議会のラニー・カブア議長、カラニ・カネコ外務・貿易大臣、アンソニー・ムラー天然資源・商務大臣など会談した。また、同国の建国の父と呼ばれたアマタ・カブア初代大統領の墓所を訪れて献花を行い、敬意を表した。今回の訪問では、ハイネ大統領主催の歓迎晩餐会に加え、閣僚や国会議員、各方面の関係者から温かいもてなしを受け、マーシャル諸島側が台湾の特使団を重視していることが示された。
 
4月8日には、台湾とマーシャル諸島の経済協力協定(ECA、昨年1月に締結)初回協議に向けた準備会議に出席し、経済・貿易往来の拡大や投資協力などについて踏み込んだ意見交換を行った。同日には「マーシャル諸島投資機会説明会」も開催し、台湾が引き続き同国の女性にとってより良い起業環境の整備を支援し、女性のエンパワーメントを強化していく方針を示した。さらに同日夜に台湾側が主催した晩餐会では、カネコ外相とともに台湾とマーシャル諸島による経済及びレジリエンス基金の設立に関する協力意向書(LOI on the Establishment of Economic and Resilience Fund)に署名し、信用保証メカニズムの構築を通じて、マーシャル諸島の企業の市場開拓を支援することを宣言した。
 
林部長と経済ミッションの一行は、マーシャル諸島のピーアイアイ社(Pacific International, Inc.)が所有する港湾施設や、国営のココナッツオイル加工工場、首都マジュロ周辺の島々を視察し、投資のポテンシャルを持つ観光、漁業、食品加工などの分野を調査した。さらに、ミクロネシア競技大会のために台湾の政府の援助によって建設された「マジュロ陸上競技場」を訪れ、その除幕式に出席した。除幕式では外交部の「無人機(ドローン)外交ワーキンググループ」が台湾製ドローンで空中から紙吹雪を散布して会場を盛り上げるとともに、両国の協力関係を一層深化させる決意を示した。
 
林部長は、台湾側が官民一体となって国交樹立国との経済・貿易協力を拡大する決意を持っていることを示すため、「以大帯小、公私協力、軟硬兼施、内外循環」(大企業が中小企業を牽引する、官民連携、ハードとソフトの双方を重視、内外循環の強化)といった戦略をもって、民間企業の国交樹立国への投資を奨励していると説明。今後も「総合外交」の理念の下、「栄邦計画」を通じて、これらの国々の医療、農業、教育、スポーツ、クリーンエネルギー、持続可能な観光などの分野における発展を加速させるとともに、近い理念を持つ国々とも連携することで、この地域の平和と安定の維持および太平洋地域の経済レジリエンスの強化に引き続き取り組んでいきたいとしている。
 

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