2026/04/18

Taiwan Today

外交

カナダでGCTFワークショップ、「サイバー戦争における重要インフラの防護」をテーマに

2026/04/16
台北駐カナダ経済文化代表処は在カナダ米国大使館とともに現地時間4月14日、カナダの首都オタワで「サイバー戦争における重要インフラの防護」をテーマにしたグローバル協力訓練枠組み(GCTF)ワークショップを開催した。GCTFのワークショップが在カナダ米国大使館で開催されるのは初めてのこと。(外交部)
台北駐カナダ経済文化代表処の曽厚仁駐カナダ代表(大使に相当)。(写真:外交部)
台北駐カナダ経済文化代表処(カナダにおける中華民国大使館に相当)は、在カナダ米国大使館とともに現地時間4月14日、カナダの首都オタワで「サイバー戦争における重要インフラの防護」(Guarding Critical Infrastructure Amid Cyber Warfare)をテーマにしたグローバル協力訓練枠組み(GCTF)ワークショップを開催した。GCTFのワークショップが在カナダ米国大使館で開催されるのは初めてのこと。重要インフラの強靭性(レジリエンス)やサイバーセキュリティにおける国際協力に焦点を当てたワークショップとなった。
 
開会式では、ピート・フークストラ駐カナダ米国大使、台湾の曽厚仁駐カナダ代表(大使に相当)、オーストラリアのケイト・ローガン駐カナダ高等弁務官、在カナダ日本大使館の石井英明公使、英国のデイブ・プロジャー駐カナダ副高等弁務官が挨拶を行い、米国の国務省サイバー空間・デジタル政策局のジョン・ミルズ副次官補が基調講演を行った。
 
曽代表は開会式の挨拶で、サイバー・レジリエンスは国の安全保障を左右するものだと指摘。1日平均250万回を超えるサイバー攻撃を受ける台湾では、政府が「社会全体によるアプローチ」により重要インフラの防護を強化しているところだと述べた。また、脅威が一層深刻化する中で、海底ケーブルは世界のデータ通信の99%を担う重要なデジタル・ライフラインであると強調。近い理念を持つ国々が協力を深め、外交部の林佳龍部長(外相)が提唱する「国際海底ケーブルのリスクマネジメント・イニシアチブ」(RISK Management Initiative on International Undersea Cables)を推進するよう呼びかけた。
 
このワークショップには台湾、米国、カナダ、日本、オーストラリア、フィンランド、リトアニア、エストニアなどの政府関係者やサイバーセキュリティの専門家が参加し、「サイバーガバナンス」、「新興技術の課題」、「海底ケーブルのレジリエンス」の3つのテーマを中心に議論が行われた。また、約20か国の外交使節に加え、カナダ政府、議会、学界から100名以上が出席した。
 
GCTFは2015年の設立以来、国際交流と能力構築(キャパシティ・ビルディング)を促進する重要なプラットフォームとなっている。今回のオタワでの開催は、各国が重要インフラのレジリエンスの課題を重視していることが示されるとともに、台湾が近い理念を持つ国々と連携し、世界のデジタル安全保障の維持に積極的に貢献している姿勢が印象付けられた。
 

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