2026/05/30

Taiwan Today

外交

外交部の林佳龍部長、仏下院親台湾議員グループ代表に「睦誼外交勲章」

2026/05/27
外交部の林佳龍部長(外相)は25日、マリー・ノエル・バティステル議員が代表を務めるフランス国民議会(下院)親台湾議員グループの訪問団一行7名の表敬訪問を受け、台仏関係および今後の協力について意見交換を行った。また、長年にわたり台仏関係の深化に大きく貢献したとして、マリー・ノエル・バティステル議員に「睦誼外交勲章」を授与した。(外交部)
外交部の林佳龍部長(外相)は25日、マリー・ノエル・バティステル議員が代表を務めるフランス国民議会(下院)親台湾議員グループの訪問団一行7名の表敬訪問を受け、台仏関係および今後の協力について意見交換を行った。また、長年にわたり台仏関係の深化に大きく貢献したとして、マリー・ノエル・バティステル議員に「睦誼外交勲章」を授与した。
 
林部長は一行の来訪を歓迎するとともに、フランス政府および上下両院が、フランス艦艇の定期的な台湾海峡通過を支持したり、台湾に友好的な複数の決議を採択するなど、具体的行動を通じて台湾への揺るぎない支持や、台湾の民主主義、そして地域の平和と安定を守る姿勢を示していることに感謝した。また、近年の台仏関係は顕著な進展を遂げていると述べ、フランスのマクロン大統領がこのほどケニア・ナイロビで開催された「アフリカ・フォワード・サミット」において、台湾の鴻海精密(ホンハイ、フォックスコン)、アフリカのテック系スタートアップAmini、そしてフランスのAI及び量子コンピューティング企業Bullとによる人工知能(AI)分野での戦略提携を高く評価したことをその一例として挙げた。
 
林部長はまた、バティステル議員への「睦誼外交勲章」授与に際し、バティステル議員および訪問団議員らと共に、より幅広い交流と協力を推進することで、台湾が世界の平和と繁栄に貢献できるよう期待を示した。
 
同日夜、外交部の呉志中務次長(副大臣)がバティステル議員とその一行を歓迎する晩餐会を開催した。2018年から2024年まで駐仏代表(大使に相当)を務めていた呉政務次長は、台仏双方が各分野で交流と協力を継続的に深化させていることを喜ばしく思うと述べるとともに、フランスが台湾法国文化協会(アリアンスフランセーズ/フランス語とフランス文化の教育を行う非営利団体)や台北と高雄に設置したフランス国際学校などの文化教育機関を通じ、台湾における影響力を拡大し続けている点にも言及した。呉次長は、台湾が世界の半導体およびサプライチェーンにおいて重要な役割を担っていることを強調し、台湾海峡の平和と安定の維持はフランスの国益にも直結すると指摘したうえで、「民主陣営は強権国家に未来を委ねてはならない。団結・協力して民主主義のレジリエンスを強化しなければならない」と訴えた。
 
これに対してバティステル議員は、今回超党派議員による訪問団を率いて台湾へやってきた目的は、台湾に対する確固たる支持を示すためであると説明。地政学的情勢が大きく変動するいま、台湾とフランスは共有する価値観を共に守らなければならないと述べた。また、林部長から「睦誼外交勲章」を授与されたことに感謝し、この栄誉はいまここにいる議員たちが取り組んできた台仏関係促進への努力が認められたものだと語った。そのうえで、今後も台湾の国際参与や台湾の人々の権利擁護など、あらゆる面で台湾を支持し続けることを約束した。
 
訪問団のメンバーはバティステル議員のほか、フランス社会党第一書記(党首)であるオリヴィエ・フォール議員、クリスティーヌ・ピレス・ボーヌ議員、Eric Bothorel議員、ヴィルジニー・デュビー・ミュラー議員、Cyrille Isaac-Sibille議員、ミカエル・コソン議員など。台湾滞在中、頼清徳総統を表敬訪問するほか、立法院(国会)の韓国瑜院長(国会議長)が主催する歓迎会に出席する。また、衛生福利部、経済部、国家科学及技術委員会などの省庁を訪問することになっている。
 

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