外交部の林佳龍部長(外務大臣)は5日、台湾大学病院国際会議センターで開催された「第22回台湾ゴールデンルート賞授賞式・AIテクノロジーフォーラム」に出席した。林部長は、今後も民間企業と手を携えて官民連携を進め、「信頼に値するテクノロジー台湾」というブランドを共に磨き上げ、世界市場における台湾のテクノロジー産業の競争力と影響力を高めていく姿勢を示した。
林部長は、過去の「新南向政策」や「5プラス2産業イノベーション計画」の推進により、台湾の対外貿易の発展基盤はすでに築かれていると指摘。その上で、今後は頼清徳総統が掲げる「経済の日の沈まない国」という政策ビジョンのもと「新雁行理論」を通じて「大企業が中小企業を牽引し、官民が連携し、ハードとソフトを融合させ、国内外の循環を促進する」ことで、企業がグローバル市場を開拓できるよう主導していく方針を示した。
さらに林部長は、外交部が現在、国交樹立国において、台湾パラグアイ・スマートテクノロジー園区や、エスワティニ産業イノベーション園区など複数の協力プロジェクトを進めていると説明。これらは官民連携モデルにより、台湾のテクノロジーと産業の強みを統合し、企業の海外市場開拓を支援するもの。また台湾は現在、台米間の経済関係のさらなる推進や、二国間投資・貿易協力の推進など、多くが発展の好機を迎えており、これらすべて台湾企業の国際競争力とグローバル展開の拡大に寄与すると語った。林部長は、今後もテクノロジー産業を通じ国際市場への進出を後押しするとし、世界に向け台湾を発信するだけでなく、台湾を好きになってもらうことを目指したいと強調した。
台湾産業科技推進協会(TITA)の涂醒哲理事長はあいさつで、「科学技術立国」は台湾の発展における重要な方針であり、テクノロジーイノベーションを継続的に推進してこそ、国力を蓄え、経済成長を牽引し、国際競争力を備えた中核産業をより多く創出できると述べた。
「台湾ゴールデンルート賞」はTITAが主催する、台湾に根ざしながら世界に向けた産業競争力を備えた企業を表彰するもの。科学技術産業が研究開発(R&D)能力を絶えず高め、産業高度化とイノベーションの発展の推進に取り組むことを奨励する。同賞を通じ、世界のテクノロジーサプライチェーンにおける台湾の重要な地位をさらに強化し、「台湾に深く根ざし、グローバルに展開する」という精神を示す狙いがある。