2026/07/01

Taiwan Today

外交

蕭美琴副総統、米メディアに対して「現状維持は最大公約数」

2026/06/25
蕭美琴副総統はこのほど、米国メディアの大紀元時報(エポック・タイムズ)のインタビューを受けた際、「現状維持」はこの地域のすべての利害関係者に共通する最大公約数であり、それは理想的、または完全に満足できる状態とは言えないものの、インド太平洋地域が数十年にわたり成長と繁栄を続け、平和と安定を維持するための重要な基盤となってきたと述べた。(総統府)
蕭美琴副総統はこのほど、米国メディアの大紀元時報(エポック・タイムズ)のインタビューを受けた際、「現状維持」はこの地域のすべての利害関係者に共通する最大公約数であり、それは理想的、または完全に満足できる状態とは言えないものの、インド太平洋地域が数十年にわたり成長と繁栄を続け、平和と安定を維持するための重要な基盤となってきたと述べた。
 
インタビューを行ったのは大紀元時報の番組「American Thought Leaders」の司会者を務めるジャン・ジェキエレク氏。蕭副総統にインタビューを行った番組は24日に放送された。
 
中国の攻撃的な「戦狼(せんろう)外交」に対し、蕭副総統は自身の外交姿勢を「戦猫外交」と称している。これについて蕭副総統は、「戦猫」の本質は台湾人の精神そのものであり、すなわち台湾は柔軟性を持ち、小柄でありながらも強く、しなやかでなければならないと語った。蕭副総統また、猫は優れた柔軟性を持ち、綱渡りのような困難な状況でもバランスを保つ能力を持ち、それゆえ「猫には九つの命がある」と言われると説明した。
 
猫好きとして知られる蕭副総統はまた、猫の大きな特徴として、脅迫に屈せず、自らの意思を持つことを挙げた。台湾は善意と友好を示す相手に対しては非常に温かく親しみやすい存在となる一方で、自らを守るためには鋭い爪を保たなければならないと語った。さらに、猫は小柄でありながら、自身の身長の十倍あるいはそれ以上の高さまで跳躍できるが、こうした柔軟な身のこなし方にしろ、自主性を重んじる精神にしろ、これらはいずれも台湾人の気質の一部であると述べた。
 
そして、この気質を外交に応用するには、多くのバランス感覚が求められると指摘。共通利益、とりわけ共有された目標やビジョンを追求する過程において、台湾の強みを最大限に活用することが重要だなどと説明した。
 
蕭副総統はまた、「現状維持」は最終的に、この地域のすべての利害関係者に共有する最大公約数であると指摘。それは当然ながら最も理想的、あるいは完全に満足できる状態とは言えないものの、中国が台湾の併合と支配を目指す意図を隠すことなく引き続き圧力を加える中、台湾にとって現状維持は、厳しい国際環境の中でも向き合わなければならない極めて厳しい現実である」と述べた。そして、この「現状維持」という地政学的な枠組みは、米国や地域諸国の支持を受けながら、インド太平洋地域が数十年にわたって成長と繁栄を続け、地域の平和と安定を維持することを可能にしてきたのだと語った。
 
 

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