葛常務次長は、ビクター大臣の訪台を歓迎するとともに、6月上旬に蕭美琴副総統がパラオを訪問した際、ビクター大臣が蕭副総統に同行し、台湾とパラオの協力プロジェクトの進捗状況を視察したことに言及。長年にわたる農林水産業分野での技術協力が着実に成果を挙げていることを双方で確認できたとして謝意を示した。
葛常務次長はまた、ビクター大臣が近年、財団法人国際合作発展基金会(TaiwanICDF)がパラオで推進する各種の新規技術協力プロジェクトを積極的にサポートし、両国国民の福祉向上に尽力していることに感謝した。
これに対してビクター大臣は、台湾が長年にわたりパラオの発展を支援してきたことに深く感謝するとともに、台湾がパラオに派遣する技術団は、野菜や果物の栽培技術、養殖業の振興から、国民の栄養状態や食生活の質の向上に至るまで、パラオに欠かせない重要な役割を果たしていると評価。今回、財団法人国際合作発展基金会(TaiwanICDF)の設立30周年記念行事に招待されたことは大きな意義があると述べた。ビクター大臣はさらに、パラオが今年8月に「太平洋諸島フォーラム」(PIF)を主催することに言及し、台湾が同フォーラムに対して継続的な支援を行っていることに感謝するとともに、台湾側が関連会議に参加することを歓迎すると述べた。
中華民国(台湾)とパラオ共和国は正式な外交関係を持つ。近年、外交部は「総合外交」政策の下、パラオでも「栄邦計画」(国交樹立国との協力を強化し、共に繁栄を目指す国際協力の枠組みのこと)を展開し、さまざまな分野における協力・交流を拡大している。外交部は今後も、これまでに築いてきた良好な関係を基盤としてさらにパラオとの友好関係を深め、両国国民の福祉向上と相互繁栄の実現に向けて連携を強化していきたいとしている。