外交部の葛葆萱常務次長(事務次官)は、フライデー首相による初の公式訪問は、中華民国(台湾)とセントビンセント及びグレナディーン諸島の強固な外交関係を十分に示すものだと指摘。外交部はこれからも「総合外交」および「栄邦計画」(国交樹立国との協力を強化し、共に繁栄を目指す国際協力の枠組みのこと)を推進し、政府と民間の資源を結集して台湾企業による国交樹立国や海外市場での事業展開を支援したり、企業の技術、資金、人材、経験を二国間協力に導入するなどしたいと述べた。
フライデー首相は、近年、新型コロナウイルス感染症、火山噴火、ハリケーンなどの打撃を受けながらも、セントビンセント及びグレナディーン諸島の人々は高い強靱性を示し、政府も経済の復興と産業構造の転換を推進し、国の経済基盤の強化に取り組んでいると説明。また、同国の政府は安全で安定した、投資に適した環境の整備に力を入れており、台湾が科学技術、産業発展、経済構造の転換で培ってきた成功経験を参考にしながら、両国の経済・貿易協力と外交関係をさらに深化させていきたいと期待を示した。