インタビューに応じる外交部の呉志中政務次長(=副大臣)。(写真:外交部)
呉政務次長はインタビューで、中国の台湾に対する野心に対して、台湾は抑止力を強化し、北京に「台湾への武力行使に踏み切るタイミングは今ではない」(Not-Today Policy)と認識させ続けなければならず、これによって中国、とりわけ習近平国家主席による台湾への武力行使の企図を抑止する必要があると訴えた。
蕭副総統は、中国による台湾への脅威、社会全体の防衛レジリエンス、台湾と米国の関係などについて台湾側の立場を説明し、台湾は今後も自衛能力を強化し、地域の平和と安定および台湾海峡の現状を維持していくと強調した。
特集ではこのほか、立法委員(国会議員)の陳永康氏や、テレビドラマ「零日攻撃(Zero Day Attack)」のプロデューサーである鄭心媚氏、聯華電子(UMC)創業者の曹興誠氏、科技・民主・社会研究センター研究員の呂采穎氏、「破土(Groundbreaking)」共同創設者の丘琦欣氏など、各方面の関係者にもインタビューを行った。それぞれ中国が取り得る海上封鎖、台湾のエネルギー安全保障、グレーゾーンの脅威、民間防衛訓練、社会のレジリエンスなどについて自身の見解を展開し、中国の脅威や防衛への備えをめぐる台湾社会の多様な議論を紹介した。
『101 East』は、アルジャジーラ英語チャンネルがアジア・太平洋地域の社会問題、政治、文化に深く焦点を当てた週刊の調査報道・ドキュメンタリー番組だ。長年にわたり、深掘りしたインタビューやドキュメンタリー報道を通じて、地域の政治、安全保障、社会問題に焦点を当ててきた。この特集番組「台湾海峡の暗流」はアルジャジーラ英語チャンネルで放送されたほか、『101 East』の公式ウェブサイト、YouTubeおよび関連ソーシャルメディアでも公開され、台湾が地域の安全保障上の課題に直面する中での多様な視点を国際社会に伝えている。