頼清徳大統領を表敬訪問したオイロー副大統領夫妻。
オイロー副大統領は今回、台湾の提唱により設立された「世界災害管理連盟」(World Alliance for Disaster Management、WADM)の発足大会及び関連の行事にパラオ共和国を代表して出席したほか、頼清徳総統を表敬訪問し、外交部の林佳龍部長(外相)が主催する午餐会に出席した。また、衛生福利部、内政部消防署訓練センター、新光呉火獅紀念医院、国家災害防救科技センター(NCDR)などを訪問・視察し、台湾の医療・公衆衛生、災害対応、防災・減災技術、災害リスク管理などの分野における制度や実務について理解を深め、関連する経験や技術について意見交換を行うとともに、双方の専門人材による交流・協力を拡大した。
オイロー副大統領は訪台期間中、パラオと台湾は長年にわたり緊密な協力関係を構築しており、今回代表団を率いて台湾を訪問し、WADMの発足大会及び関連行事に参加したことは、双方の防災・減災分野における交流の深化につながるだけでなく、パラオが海外諸国と経験を共有し、協力のネットワークを構築するための重要なプラットフォームにもなると指摘。また、気候変動やさまざまな自然災害がもたらす課題に直面する中、パラオは今後も台湾と災害リスク管理、災害への備え、レジリエンスの構築などについて交流し、災害や気候変動による影響に対応すべく、台湾とともに能力を高めていけるよう期待していると語っていた。
外交部は、「オイロー副大統領夫妻が訪台し、WADM発足大会および関連行事に参加したり、台湾の関係機関や医療・防災機関を視察したことは、台湾とパラオ双方の専門家の交流をさらに促進し、既存の協力ネットワークを拡大する機会となった。また、防災・減災や医療・衛生などの分野において、台湾とパラオの双方が継続的に交流・協力していくという意向を示し、今後の具体的な協力に向けた良好な基盤を築くものでもあった」と評価している。
外交部は、今後も「総合外交」の精神に基づき、政府および民間各界の資源を結集し、医療・衛生、災害救援、気候変動への適応、人材育成などの分野におけるパラオとの交流・協力を深化させるとともに、WADMなどの多国間プラットフォームを通じ、近い理念を持つ国々とともに地域の防災・減災協力を強化し、太平洋地域の安全、レジリエンス、持続可能な発展に貢献していくとしている。