2026/10/11

Taiwan Today

外交

外交部、今年の双十国慶祝賀動画『国家のアルバム』を公開

2026/10/05
外交部はこのほど、今年の双十国慶日(10月10日、中華民国の建国記念日に相当)を祝うための祝賀動画『国家的相簿』(邦題:国家のアルバム)を制作した。繁体字中国語のほか、英語、スペイン語、フランス語、日本語、タイ語、ベトナム語、インドネシア語など合計13言語の字幕版を公開している。(外交部)
外交部はこのほど、今年の双十国慶日(10月10日、中華民国の建国記念日に相当)を祝うための祝賀動画『国家的相簿』(邦題:国家のアルバム)を公開した。動画は「これは私たちの家族のアルバムです。その1ページ1ページに、今日の台湾へと歩んできた軌跡が刻まれています」というナレーションで幕を開ける。AI動画、実際の歴史的シーン、それに退役軍人である張永正さんへのインタビューを通じて、台湾が歩んできた道のりを振り返る内容となっている。
 
1970年代、台湾は国連を脱退した。外交関係を結ぶ国との関係が相次いで変化するなど、台湾は国際社会で孤立し、台湾社会には憤りが広がった。当時まだ青年だった張永正さんは、台湾が最も困難な状況に置かれていたこの時期、軍に入隊して国を守る道を選んだ。
 
その後、台湾は戒厳令の解除や、野百合学生運動をはじめとする社会運動を経て、民主化への道を歩んでいった。そして1990年代には一連の憲法改正を通じて総統直接選挙制度を整備し、1996年、初の総統直接選挙を実施した。
 
しかし、初の総統直接選挙を目前に控えた台湾は、同時に台湾海峡ミサイル危機(1995~1996年の第3次台湾海峡危機)という試練に直面する。当時、張永正さんは馬祖列島(連江県北竿郷)に属する高登島(中国・福建省の黄岐半島からわずか約9.25キロメートルしか離れておらず、馬祖列島の中で最も中国大陸に近い台湾側の最前線防衛拠点)で「連長」(軍隊の基本戦術単位である連=中隊を率いる最高責任者。中隊長に相当)を務めていた。緊張が高まる最前線に身を置きながらも、家族に対しては「必ず投票に行くように」と伝え、民主主義によって国を守るよう呼びかけた。
 
動画では、台湾の発展と張永正さんの人生の歩みを交錯させながら、台湾が逆境にあっても決して希望を捨てず、むしろその集団的意思を、より強固でしなやかなものにしていった過程を描いている。
 
続いて動画では、近年、自信をもって国際舞台に立つようになった台湾の姿が示される。頼清徳総統と国交樹立国の首脳との交流や、蕭美琴副総統による対中政策に関する列国議会同盟(IPAC)年次総会での演説、それに台湾が世界保健総会(WHO年次総会)が開催されるジュネーブで初めて「台湾スマート医療・ヘルステックエキスポ」を開催したシーンなどが映し出され、台湾が世界に「善の力」をもたらす存在として、勇気と自信を持って世界の民主主義パートナーとのつながりを深めていることを伝えている。
 
動画の終盤は、台湾の歴史上の重要な瞬間を振り返る内容となっている。例えば1960年に「アジアの鉄人」と呼ばれた台湾出身の陸上競技選手、楊伝広さんが台湾に初めてオリンピックメダルをもたらしたこと、1987年の戒厳令解除、1999年の921大地震、2019年のアジア初の同性婚合法化、それに2020年に世界で新型コロナウイルスの感染が猛威を振るう中、台湾が「善の力」を発揮したこと、2026現在、台湾が世界のAI・半導体サプライチェーンの中核となっていることなどが描き出される。
 
外交部はこの動画について繁体字中国語のほか、英語、スペイン語、フランス語、日本語、タイ語、ベトナム語、インドネシア語など合計13言語の字幕版を公開している。
 

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