正午のレセプションに姿を見せた蕭美琴副総統。(写真:外交部)
外交部を代表して檀上に立った呉志中政務次長(副大臣)は、権威主義国家がテクノロジーやサプライチェーンを威圧の手段として利用する中、台湾と欧州はAIやドローン分野における協力を深化させるべきだと指摘。半導体、AIサーバー、ドローン産業において台湾が持つ優位性と、欧州の強固な産業基盤や研究・開発能力を組み合わせ、安全性、透明性、強靱性を備えた民主主義陣営のテクノロジー・サプライチェーンを共に構築する必要があると訴えた。また、世界のサプライチェーンは「台湾製造」(Made in Taiwan)から「台湾と共に製造」(Make with Taiwan)へと移行しつつあると指摘し、台湾は近い理念を持つ国々と共に利益を生み出し、ともに繁栄する決意があることを強調した。
今回の年次総会の議長代行を務め、欧州議会の親台湾議員グループ副代表を兼ねるRihards Kols議員(ラトビア)は、台湾と欧州は民主主義的な生活様式について共通の理念と期待を持っており、双方には自らの未来を決定する権利があり、いかなる外部勢力からも干渉や脅威も受けるべきではないと述べた。また、台湾は半導体とドローン産業で目覚ましい成果を上げる一方、欧州は産業技術を得意としており、双方の協力強化は相互の利益に合致していると指摘した。Kols議員はまた、重要分野における台湾と欧州の包括的な協力を引き続き推進し、安全で信頼できるサプライチェーンを構築することを呼びかけるとともに、それにより経済的繁栄と安全保障の持続可能性を確保すると同時に、部から圧力を受けた場合にも冷静に対処できる体制を整えるべきだと訴えた。
呉志中政務次長は同日正午に開催された「2026年フォルモ・クラブ台北年次総会交流レセプション」にも出席した。立法院の韓国瑜院長(国会議長)をはじめ、台湾の与野党議員、欧州各国の駐台機関の代表者を含め約80人が出席した。蕭美琴副総統もレセプションの開催中に姿を見せ、出席者にらにあいさつするとともに、フォルモサ・クラブが長年にわたり一貫して台湾を支持していることに感謝した。