2025/08/27

Taiwan Today

外交

インフルエンザの世界的流行に警戒緩めてはならず

2013/01/21
旧正月休みが近付き、インフルエンザの流行に警戒を高めるべき。写真は予防接種の様子。(高雄市衛生局サイトより)
このところ米国、欧州、中国大陸、日本などでインフルエンザが広がっている。中華民国(台湾)も警戒を緩めてはならない。旧正月休みが近付き、国民の海外旅行が頻繁となる。出発前に旅行先でのインフルエンザの状況を理解すると共に、2週間から4週間前には国際的な予防接種の契約を結ぶ医療機関で、海外旅行に関する専門的な知識を得ておくべきであろう。 旅先では水や食物の衛生に注意し、出来る限り火の通ったものを口にするようにし、出国している間に感染症にかかることを避ける。帰国後、発熱するなど体調を崩すようなら、ただちに医師の診察を受けると共に、診断と治療の参考とするため旅行の内容を医師に告げる。 また、最近ではノロウイルスが学校、病院、会社など人の多く集まる場所で集団感染するケースがある。ノロウイルスは唾液の飛沫を通して感染する。感染防止網に穴が開かないよう、関連省庁は飲食業者、学校、医療施設、軍の部隊など人口が密集する団体の管理と人々に対する教育を継続的に強化していくべきであろう。

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