経済部は5日、台湾のスタートアップ企業37社を率いて、アメリカ商務省主催の対米投資誘致イベント「セレクトUSA投資サミット」における産業別ピッチプログラム「SelectUSA Tech」に参加したところ、金賞1個、銀賞3個、銅賞1個を獲得し、世界首位の成績を収めたことを明らかにした。
「SelectUSA Tech」は世界を代表するテック系スタートアップのピッチコンテストで、台湾からは巨生生医、碩準生技、黒色方案、和合生医、九十米、沃能科技、澤龍智能、雄聯智能の8社が予選の段階で、ヘルステック、ディフェンス(防衛)テック、エネルギーテック、オープンテックの4分野において上位8社に選ばれていた。
そのうちヘルステック分野では巨生生医(MegaPro Biomedical)が金賞(1位)を獲得。翌日に行われる、分野横断型の総合優勝を目指して引き続き競うことになった。
ディフェンステック分野では黒色方案(Black Solution Nanotech)が銀賞(2位)を獲得。エネルギーテック分野では沃能科技(VoltaSphere Tech)が同じく銀賞(2位)を獲得した。オープンテック分野では雄聯智能生医(United Kaohsiung Medical)が銀賞(2位)、澤龍智能(LongLink)が銅賞(3位)となった。
経済部中小及新創企業署によると、今年の「SelectUSA Tech」への参加企業を国・地域別にみると台湾が最も多く、しかも合計8社がヘルステック(Health Tech)、ディフェンステック(Defense Tech)、エネルギーテック(Energy Tech)、オープンテック(Open Tech)の4分野で上位8社に選出され、決勝に進出した。
巨生生医は工業技術研究院(ITRI)のスピンオフして生まれたスタートアップで、細胞治療にGPSのような位置追跡機能を付加し、医師が画面上で薬剤の動きを追跡できる技術を開発した。黒色方案はグラフェン超伝導材料により電磁干渉と放熱問題を同時に解決する方法を開発し、沃能科技は無人機向けに高効率バッテリーモジュールシステムを提供している。雄聯智能生医はAIデータを活用し、画像を用いずに腎結石リスクを予測する技術を開発。澤龍智能は軍用レベルのドローン映像伝送システムを提供し、ゼロ遅延かつサイバー攻撃耐性を実現している。