2026/09/05

Taiwan Today

経済

台湾国際半導体見本市「SEMICON」開幕、過去最多の65か国、4,300小間出展

2026/09/03
行政院の卓栄泰院長(首相)は2日、台湾国際半導体見本市「SEMICON Taiwan 2026」の開幕式に出席した。今年の出展規模は過去最大を更新し、世界65カ国から4,300小間以上が出展。このうち19カ国がナショナルパビリオンを設置している。(行政院)
開幕式で挨拶をする行政院の卓栄泰院長(首相)。「SEMICON Taiwan 2026」は9月2日から4日まで南港第1展示ホール及び第2展示ホールで開催されている。(写真:行政院)
行政院の卓栄泰院長(首相)は2日、台湾国際半導体見本市「SEMICON Taiwan 2026」の開幕式に出席した。卓院長は、半導体産業は高度にグローバル化された産業であると指摘し、各国がより専門的な分業と国境を越えた協力を進めることで、互いの強みを高め、各国の人々が等しくその恩恵を享受できるようにしたいと述べた。
 
卓院長によると、今年は出展規模が過去最大を更新し、世界65カ国から4,300小間以上が出展。このうち19カ国がナショナルパビリオンを設置している。また、米国、EU、英国、インド、ポーランドなどから、科学技術や半導体分野を担当する政府関係者が台湾を訪れている。卓院長は、台湾が長年積み重ねてきた努力が世界から共通の評価を得ていることの表れだと指摘した。
 
卓院長は、WSTS(世界半導体市場統計)が2026年8月に発表した修正予測で、2026年通年の世界半導体市場規模が前年比108.1%増の1兆6,550億ドルに達する見通しを示したことに言及。AIの進歩は予想をはるかに上回るスピードで進んでいるとして、その中で台湾が担う責任は、次々と押し寄せるAIの波の中で、AI技術の進歩に取り組む世界各国の企業や関係者と手を携え、国の垣根を越えたハイテクイノベーション協力を実現し、次々と新たな頂点を築いていくことだと訴えた。
 
卓院長はさらに、半導体産業は高度にグローバル化されており、世界各国・地域がサプライチェーンのさまざまな段階でそれぞれの強みを発揮していると説明。より専門的な分業と国境を越えた協力を進めることで、互いに補完し、それぞれの強みを高めていると述べた。卓院長はその一例として、TSMC(台湾積体電路製造)をはじめとする世界の大手企業が台湾でさまざまな重要な投資を進めており、先進パッケージング、メモリ、製造装置、材料などのサプライチェーンでも台湾への投資を継続的に拡大し、世界の生産・供給網における台湾の重要な役割がさらに拡大していることを挙げた。その上で卓院長は、各国の先進企業に引き続き台湾への信頼を示してもらい、科学技術の進歩の中で、より多くの発展のチャンスを獲得し、各国の人々がその恩恵を享受できるようにしたいと考えており、これも「SEMICON Taiwan」が高く評価され、注目を集めている理由の一つだとした。
 
卓院長は開幕式後、台湾の半導体産業を強化するプロジェクト「晶創台湾方案(CBI,Chip-based Industrial Innovation Program)」を推進するためのオフィス「晶創台湾推動弁公室」や、台湾のファブレスIC設計会社「神盾」(Egis Technology Inc.)、南部科学園区、AMC(空気中分子汚染物質)化学ろ過ソリューション大手の鈺祥企業(Yesiang)、特殊化学材料メーカーの新應材(AEMC)、米国パビリオンなどを相次いで視察した。
 

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