2026/04/06

Taiwan Today

経済

台湾銀行、フィリピンの商業銀行最大手BDOと覚書締結

2016/02/05
台湾銀行は3日、フィリピンの商業銀行最大手、バンコ・デ・オロ・ユニバンク(BDO)と覚書を交わした。写真は史跡にも指定されている台湾銀行の本店。(文化部文化資産局サイトより)
台湾銀行は3日、フィリピンの商業銀行最大手、バンコ・デ・オロ・ユニバンク(BDO)と覚書を交わした。フィリピンの金融市場への理解を深めるとともに、現地の同業者との交流や協力を強化するのが狙い。覚書は台湾銀行の李紀珠董事長とBDOのテレシタ・シー会長が双方を代表して署名、双方は友好関係を通じ、台湾とフィリピン間の金融交流を強化し、ウィン・ウィンの局面を切り開きたいとしている。

台湾銀行は東南アジアでの事業展開を強化するとともに、フィリピンの経済発展をビジネスチャンスとしてつかむため、同国での拠点設立を計画している。また将来的な経営モデルを確立し現地の金融を取り巻く環境を理解しながら、今後の発展の基礎とするべく地元の同業者と協力関係を結ぶ機会を模索していた。

BDOはフィリピンにおける民営銀行最大手でかつSMグループ系列。創業者の施至成(ヘンリー・シー)氏はフィリピンで最も尊敬を集める華僑の一人だ。同グループはフィリピンの小売業最大手の企業グループで、小売業やショッピングモール、不動産開発(住宅、商業、観光)、金融などの事業を手掛ける。

今回の覚書締結では、双方のブランド力や業務上の実力を組み合わせ、協力業務の発展や顧客により包括的なサービスを提供するのに役立つと期待される。業務発展および互恵互利を原則とし、特に台湾とフィリピンの企業や人々および海外の台湾企業向け業務の発展において、双方の強みを補完しつつ、ともに発展の契機を創出したいとしている。

BDOは、フィリピンに進出する台湾企業はよりきめ細やかな融資サービスを必要としており、関連商機が期待されるとともに、台湾銀行のフィリピンでの拠点設置準備に向け協力を約束すると表明した。台湾銀行は、BDOとの覚書締結では、双方の金融交流強化に加え、BDOが橋渡しする関連業務の強みを通じて、フィリピン事業発展の商機をつかみ、東南アジアでの事業展開で新たな一ページを切り開きたいとの意向を示した。

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