2026/05/29

Taiwan Today

文化・社会

台湾の宗教団体、先進国家に劣らず

2017/07/03
台湾の宗教団体による活動に出席した馬英九前総統が、台湾の道教や仏教の発展ぶりは先進諸国におけるカトリックやキリスト教と比べても全くそん色がないと称賛した。前列中央のサングラス姿が馬英九前総統。(中央社)
「中華道教中壇元帥弘道協会第5期第1回会員大会及び第4、5期理事長引き継ぎ並びに理事監事就任式」が2日、台湾中部・台中市外埔区にある台湾道教総廟無極三清総道院で行われた。馬英九前総統、立法院(国会)の蔡其昌副院長(副議長)、道教の著名な廟宇、鎮瀾宮(台中市大甲区)の顔清標董事長(理事長)らが前後して出席、参加した人たちに敬意を表した。
 
「中華道教中壇元帥弘道協会」の新理事長は、台湾道教総廟無極三清総道院の鄭銘耀主任委員が就任することとなり、蔡立法院副院長は蘇嘉全立法院長(国会議長)の代理として「弘揚道統」と書かれた額を贈った。
 
馬英九前総統はあいさつの中で、仏教と道教のいずれにおいても台湾は現在、最も発展しており、かつての中国大陸におけるこれら宗教の状況とは大きく異なると強調。その例としてまず、台湾ではこれらの宗教が世の中に溶け込み、社会及び人々と固く結びついていることを挙げた。馬前総統はさらに、台湾におけるこれら宗教は現代化されていると指摘。宗教管理をますます現代化し、行き届いた会計と管理制度を築くことで様々なプロセスの公開と透明化を実現していることは容易でなく、一部の宗教はたいへん企業化していると評価した。
 
馬前総統はまた、台湾においてこれら宗教の信者はボランティア化し、無欲でその発展を助け、さらには国際化して海外へも業務を広げていると説明、台湾で発展した道教や仏教の団体の多くが海外にも拠点を設けている状況は、先進諸国におけるカトリックやキリスト教と比べても全くそん色がないと称えた。こうした海外拠点は単なる「信仰センター」ではなく、地域社会における福祉、社会教育及びその他公益活動の中心になっているという。
 
馬前総統は、これら宗教団体の努力によって台湾では善行に励む人がますます増えており、台湾の人たちは中南米の国、エルサルバドルのことをよく知らないにもかかわらず、同国の恵まれない子どもたち5,500人の里親になってサポートしていると紹介。そして馬前総統は、みながそれぞれ少しずつ努力することで、台湾を世界の人たちを感動させ、世界の人たちから尊敬される国にしていけるよう希望した。
 

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