2025/08/29

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文化・社会

陳副総統、輔仁大学附属病院に「真善美聖」の理想実現を期待

2017/09/30
陳建仁副総統が29日、輔仁大学附属病院のオープン記念式典に出席。同病院が患者を自分の家族とみなし、「真善美聖」の理想を実現して台湾の全医療施設の模範となるよう期待した。(中央社)
陳建仁副総統は29日、台湾北部・新北市に新たに建設された、天主教輔仁大学附属病院(Fu Jen Catholic University Hospital, FJCUH)のオープン記念式典に出席。陳副総統は、同病院が患者を自分の家族とみなし、「真善美聖」の理想を実現することで台湾の全ての医療施設の模範となるよう期待した。「真善美聖(Veritas, Bonitas, Pulchritudo, Sanctitas)」とは同大学の校訓で、「真理」、「善」、「美しさ」、「聖性」を表す。
 
輔仁大学附属病院はヒューマニズムの病院だとする陳副総統は、同大学の校訓が「真善美聖」であることに言及、「人生という神聖な道の中で我々は愛されること、愛することを学ぶ」と述べ、輔仁大学附属病院が10年を経てようやく誕生したことも多くの人々の努力があったからこそと評価した。
 
陳副総統はさらに、イエス・キリストが「私は道であり、真理であり、命なのだ」と述べたことを紹介、輔仁大学附属病院が今後歩む道は天を敬い人を愛することだとし、同病院が全て患者の命を尊重することに期待した。陳副総統はまた、医師や看護スタッフが自らを大切にする必要性も強調、スタッフが健康であってこそ患者たちを守っていけると気遣った。
 
最後に陳副総統は、ローマ教皇による、「憎しみのある場所で仁愛を広め、暗闇の中で光を与え、不安と悲しみの中で希望を与える」という言葉を引用、輔仁大学附属病院が「真善美」と「信望愛(信仰、希望、愛)」の思想を発揚する病院となり、ヒューマニズムを以って病気に苦しむ人すべてを尊重するようにと期待した。
 
天主教輔仁大学附属病院は長年の努力と4年間の建設工事の末、29日についにオープン。記念式典には、バチカンの代表として、ピーター・コドボ・アピア・タークソン(Peter Card. Turkson)枢機卿、チャールズ・マウン・ボー(Charles Card. Maung Bo)枢機卿、陳建仁副総統らが出席した。
 
輔仁大学の江漢声校長(学長)は、同大学附属病院は華人社会において唯一のカトリック系大学による病院で、カトリックの「天を敬い、人を愛し、患者を家族とみなす」精神を発揮する点で、台湾における他の病院とやや異なるとアピール。輔仁大学附属病院では、「基礎的な検査から精密医療へ。親しみやすいあいさつから命の再出発へ」という段階的な発展を目指している。高品質の健康医療サービスを提供するため、10月2日から徐々にオープンする予定で、10月2日と3日は健康相談、5日と6日には限定的ながら無償治療を行うと共に、試験的な運営期間の予約を受け付ける。試験的な運営は9日にスタートする。
 
輔仁大学附属病院の特色は、心臓血管科、胃腸科(肝臓・胆嚢)、腎臓科、泌尿器科、整形外科、神経科、腫瘍科、婦人科、小児科、眼科、耳鼻咽喉科、コミュニティ医療、健康管理などが発展の重点と位置づけられている。
 

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