9日から13日まで米マサチューセッツ工科大学(ボストン)で開催された合成生物学の大会「The International Genetically Engineered Machine competition(iGEM)」に、台湾から私立中山医学大学(台湾中部・台中市)と国立中興大学(台中市)の合同チーム、国立中正大学(台湾中南部・嘉義県)、私立長庚大学(台湾北部・桃園市)、国立成功大学(台湾南部・台南市)、国立交通大学(台湾北部・新竹市)、国立清華大学(新竹市)、国立陽明大学(台湾北部・台北市)の7つの大学チーム、それに台中市立台中第一高級中等学校(台中市)、私立明道中学(台中市)、台北アメリカンスクールの3つの高校チーム、合計10チームが参加した。
参加チームはまず、環境関連問題に関する作品のデータを送り、評価を受けたほか、5日間にわたる大会期間中、英語のポスターを提示したり、英語で20分間のプレゼンテーションを行ったりして、各国の参加チームにそのコンセプトや研究の考えなどを紹介した。今年は世界各国から300チーム余りが参加した。
その結果、私立中山医学大学と国立中興大学の合同チーム、国立成功大学、国立交通大学、国立陽明大学、私立明道中学、台北アメリカンスクールがそれぞれ、食品栄養、環境、ソフトウエア、エネルギーなどの部門で金メダルを獲得した。そのうち台北アメリカンスクールは大会賞も獲得した。このほか、国立中正大学、国立清華大学が銀メダルを、私立長庚大学が銅メダルを獲得した。