大学生の国際的なスーパーコンピューター・コンテストとして世界最大規模で、参加者数も最も多いASC(ASC Student Supercomputer Challenge)は今年で7回目。今年の大会は中国大陸江西省の南昌大学で行われた。世界各国・地域から300を超える大学代表チームが出場、そのうち20チームが決勝戦に進出した。
国立清華大学(台湾北部・新竹市)が構築したスーパーコンピューティングのシステムは、消費電力3,000ワットという制限の中で、システム全体で1秒間の浮動小数点演算42.99兆回の性能を実現。昨年のASCで打ち立てられた記録を更新し、最高計算性能賞を受賞した。
国立清華大学のチームは同大学で情報工学を学ぶ大学院生、陳維駿さんが率い、キャプテンは数学科の鄭余玄さんが務めた。その他の4人は国立清華大学情報工学科の尤立宇さん、王宇正さん、張展榕さん、楊天琪さん。
陳維駿さんによれば、チームは昨年6月から準備を開始、メンバーはみな先輩や教授から基礎的な知識を学んで以降、余暇の多くを論文の研究やアプリケーションのテストに投じてきた。このため陳さんは、「優勝できず、やはり少しがっかりした」と話している。総合優勝は中国大陸・北京の清華大学だった。
ASC以外で、国際的に注目される同分野のコンテストには米国のSupercomputing Conference(SC)、ドイツのInternational Supercomputing Conference(ISC)がある。